2008年3月20日星期四

白血病病院

細胞樹状(T細胞に癌細胞の目印を教える、いわばT細胞の道しるべのような細胞)を活性化し体内に戻すことで、患者様のT細胞により効率的に癌細胞へ攻撃させようという狙いがありますが、結局、T細胞には抗原抗体反応という欠点があるため、攻撃の即効性と柔軟性に欠ける免疫療法(免疫細胞療法)と言えます。T細胞や細胞樹状を用いる免疫療法(免疫細胞療法)は、いずれもT細胞の抗原抗体反応という欠点があります。この欠点がない免疫療法(免疫細胞療法)が、NK細胞を分離、培養して患者様のお体に戻す癌治療法、活性化NK細胞療法であります。細胞はリンパ球に含まれる免疫細胞の一つで、生まれつき(ナチュラル)外敵を殺傷する(キラー)能力を備えているため「ナチュラルキラー(NK)細胞」と呼ばれています。 NK細胞は自らの体内を幅広く行動し、癌(がん)細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を発見すると、真っ先に、単独で攻撃を仕掛けます。T細胞、B細胞といった他の免疫細胞も癌(がん)などの異常細胞に対して攻撃を仕掛けるのですが、申請書類の中には、医師に記載していただくものもあります。また、申請→認定→助成開始となるまでには日数もかかりますから、早めにお住まいの市区町村の窓口(保健所)へ行かれることをお勧めします。(18歳のお誕生日が近づいている方は、特に申請をお急ぎください。) さらに、18歳に達した時点で小児慢性疾患の医療券をお持ちの方のうち、引き続き医療を受ける方は、20歳未満まで延長することができます。(1年ごとに更新) 現在、助成対象内容は、1)医療費、2)入院時食事療養費標準負担額(一部対象外あり)、3)治療に要する補装具、4)訪問看護療養費です。 一般的に、医療費は健康保険や高額療養費制度でまかなえない分が自己負担となるわけですが、この制度を利用すれば、自己負担限度額(月額)が生計中心者の所得に応じて定められ、それを超えた額は免除されます。(市区町村民税非課税世帯?生活保護世帯は自己負担額なし。)なお、重症患者認定を受けた方は、所得に関係なく自己負担額の全額が免除となります。 また、何ヵ所かの医療機関で医療を受ける方は、医療機関ごとの申請が必要です。ある医療機関ですでに小児慢性疾患の医療券をお持ちでも、別の医療機関で新たに治療を開始されるのであれば、再度、追加申請しなければなりません。ただし、セカンド?オピニオンのみの場合は対象外です。ご注意ください。 相談支援センターでは、ご相談を受けております。疾患が該当するかわからない、手続き中に発生した医療費の支払いはどうしたらよいのか、お住まいの市区町村の申請窓口がどこかわからないなど…お気軽にご相談ください。3)高額療養費貸付高額療養費助成は、申請から支給まで2~3ヵ月かかります。それまでの間の医療費支払いのための貸し付け制度です。無利子ですが、貸付額は実際の医療費支払い額とは異なります。 上記のほかにも類似の支援制度がありますが、入院時の食事代、差額ベッド代はこれら高額療養費の対象にはなりません。それでも医療費の支払いに心配がある場合は、病院の医事課(会計課)に相談することをお勧めします。入院時の差額ベッド代(室料差額)が、治療費以外の費用のうち大きなものです。病院の求めで個室に移る場合は全額が自己負担になることはありませんが、本人の希望で個室に入った場合は、全額自己負担、高額療養費の対象からもはずされます。このほか、通院の交通費、遠方の方が通院治療を受けるために宿泊施設を必要とする場合の費用、紹介状や保険請求のための書類作成費用、諸雑費など、思わぬ費用がかかることがあります。 しかし、それ以上のメリットがあります。活性化NK細胞療法は、治療を受けられる患者様ご本人の血液を活性化して行われます。ですので、化学療法(抗ガン剤)のような強烈な副作用の心配はありません。 活性化NK細胞療法は、身体への負担がほとんどなく、QOL(生活の質)を高く維持しながら受けることが出来る画期的な治療法です。 肺ガンは、血痰や咳嗽などの症状があって、検査の結果判明する場合、症状がないが検診などで、異常があって、精査の結果見つかる場合の2つに分かれます。 検診で見つかった場合のほうが、小さい段階で見つかることが多く、症状があって見つかった場合に比較すれば、後の経過も良いようです。  検査は、X線CT、内視鏡、喀痰検査を主とします。最近は、これらに加えて、転移の検査のために、シンチグラフィーやPETが行われようになってきています。 しかし、大事なのは、X線CT検査と内視鏡です。最終的な診断は、病理検査(細胞診断、組織診断)ということになります。
なお、下記の文章中に出てくる”結節”とは、放射線診断上の言葉で、画像診断検査で見えるかたまり”というような意味です。3cm以下の大きさのかたまりを結節とし、3cm以上の場合を腫瘍と表現します 結節や腫瘤を作らず、じわじわと這っていくがんもあります。こういうがんは効果]慢性骨髄性白血病に関しては上記のとおりです。また、これまで腎がんや悪性黒色腫を対象に多くの治験が行われてきていますが、効果は弱く、化学療法との併用が検討されています。現在では、慢性骨髄性白血病に対するほどの効果は期待されていない状況です。 [副作用、問題点]IFN治療による副作用として、発熱、感冒様症状があります。このほかに無気力、抑うつなどの精神障害などが認められる場合があります。IFNは慢性骨髄性白血病に対する効果が高いのですが、その作用機序については明らかになっていません。今後の検討課題です。3)腫瘍壊死因子(Tumor Necrosis Factor:TNF)によるサイトカイン療法TNFは主としてマクロファージにより産生され、がんに出血性壊死を起こさせたり、がん細胞に直接的に働いて殺傷するなどの作用があります。動物実験ではTNFを投与すると短期間でがんが縮小するため、抗がん効果のあるサイトカインとして臨床応用が注目されました。 [効果、副作用]全身投与では、発熱、血圧低下等の重篤な副作用のために有効な量を投与できないので、臨床応用が進んでいない状況です。そこで、悪性黒色腫ではがん局所への注入が試みられました。全身投与の場合と比較して、より高い効果が認められたなどの報告もあります。 [問題点]TNFは抗がん作用を持つ反面、がん末期の患者さんに悪液質(患者さんが衰弱した状態です)を引き起こす作用を持つことや、副作用が非常に強いなどの問題点があるために、副作用を軽減した製剤の開発が進められています。4)インターロイキン12(Interleukin-12:IL-12)によるサイトカイン療法活性化した単球や樹状細胞からつくられるIL-12は、がん細胞を殺傷するような免疫反応を誘導するのに重要であることが報告され、注目されています。IL-12はNK細胞やキラーT細胞の増殖を促したり、がん細胞を殺傷する能力を高めます。マウスでは、がんの転移抑制や移植がんの縮小等、劇的な効果が認められています。 [効果、問題点]臨床でも抗がん効果が期待されましたが、現時点では第I相試験が終了した段階で、有効かどうかの結論はまだ出ていません。5.生体応答調節剤(Biological Response Modifiers:BRM)療法BRMは、1980年代になって新しくつくられた言葉です。米国立がん研究所のBRM委員会によれば、BRMとは「腫瘍細胞に対する宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さんの免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるものです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価すべきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、おいたほうが良いでしょう。 転移の場合は、数が多いことが多いため、治療は原則は、化学療法です。しかし、数が少ない時は、手術することがあります。一般的には、1つ転移があれば、見た目にはなくても、他にも転移があるだろうと想像されるのですが、必ずしもそうではないこともあります。その一つの転移を治療することで、落ち着いてしまうこともあるのです。ただし、原発が落ち着いていないと、新たな転移が次から次へと生じてきて、治療の意味がありません。肺がんの治療の原則は、小さい場合は、手術か放射線、広がっている場合は化学療法です。現時点でのおおまかな治療方針を書いておきます。 IIIA期とは、大きさと無関係に隣接臓器、即ち胸壁(superiorsu1custum our を含む),横隔膜,縦隔、胸膜,壁側心膜のいずれかに直接浸潤する腫瘍;または腫瘍が気管分岐部から2cm未満に及ぶ’)が, 気管分岐部に浸潤のないもの;または無気肺あるいは閉塞性肺炎が一側肺全体に及ぶもの で、かつ、縦隔の反対側にまで腫瘍が進展していないこと、遠隔(鎖骨窩リンパ節、脳や肝臓転移)がないこと。(以上、肺癌取扱い規約より)という条件です。 IIIB以上とは、すなわち、遠くの臓器に転移があったり、反対側の肺に転移があったり、縦隔の反対側に転移があったりする状態を言います。こういう状態で手術をすれば、患者さんの寿命をかえって縮める結果になってしまうので、手術はしないというのが普通の病院です。化学療法などに治療の主体をもっていくことになります。 小細胞癌の特徴はきわめて転移しやすいことです。また、薬が非常に効くので、普通は手術は行いません。放射線療法を組み合わせることが多いです。化学療法単独よりも、放射線を併用したほうが、成績が良いことが確かめられています。放射線治療は外科治療とほぼ同じ効果なので、外科治療に準じます。しかし、外科的な切除は、がんが胸の壁に達しているとできませんが、放射線治療は外科でできない範囲のがんの広がりでも治療できることがあります。また、外科的な切除は、そもそも手術に耐えられない人にはできません。こういう場合に手術をすることになります。 小細胞癌と扁平上皮癌は、放射線が効きやすいので、放射線治療の対象となっています。腺癌も手術が出来ない場
合は治療の対象となります。ただし、胸水など、進展範囲が広い場合には、対象となりません。肺がんはどうしてできるの?がんの原因はまだはっきりわかっていませんが、タバコや
大気、食べ物などに含まれる発癌物質と、もともと生まれながらに持っている体質とが複雑に関係し合って発生するものと考えられています。タバコの例をあげますと、タバコの煙に
含まれる多くの化学物質の中には、約60種類の発癌物質が含まれることが分かっています。これらの物質が肺の中にはいると、かたちを変えて正常な細胞のDNA(細胞の設計図)に傷を
つけます。通常われわれはこのDNAの傷を見つけて自動的に治す力を持っているのですが、ごくまれにこの傷がみすごされて、設計図を読み間違えたまま成長を続けていくことがありま
す。これががんのはじまりです。ひとつのがん細胞の大きさはおよそ1ミリの100分の1で、小さなうちは体の中にある免疫細胞が退治していきますが、いったん大きくなったものは免
疫細胞も太刀打ちできません。がんが成長して1センチくらいになるとレントゲンなどの検査ではじめて確認できるようになりますが、そのときはおよそ100万個から1億個のがん細胞の
かたまりとなっています。そのままほうっておけば、次第に体中に散らばっていき、いのちを脅かすこわい病気です。自然に無くなることはまずありません。世界中で、がんの発生や
進行のメカニズムや治療法、予防法についての研究が盛んに行われています。どうしてがんができるのかがはっきりわかればその確実な予防法もわかってくるでしょう。しかし、
に動静脈奇形、聴神経鞘腫(ちょうしんけいしょうしゅ)をはじめとする脳内の小さな良性病変を治療し、優れた成績をあげています。最も多く治療されている動静脈奇形については、この治療が徐々に脳循環の状態を変えるため、外科療法や異常血管塞栓療法(いじょうけっかんそくせんりょうほう)に比べて危険性は少なく、おおよそこの治療を受けた90%の患者さんで有効性を認めています。近年の画像診断やコンピュータの技術進歩により、複雑な形状の病巣に対しても治療が可能になり、現在は転移性脳腫瘍などがんの治療にも応用されています。わが国では、平成8年4月1日に保険適用になっています。2.リニアックを用いた定位放射線照射ガンマナイフによる治療は線量の集中性がよく、優れた治療成績をあげました。これを参考にして、一般の病院にすでに普及した放射線治療装置である直線加速器(リニアック)を用いて、病巣に放射線を集中させる治療を行う試みが開発されました。実際にはこの治療は、1980年代になってから主として動静脈奇形を対象にはじめられ、1980年代後半には、一部の施設でがんの治療にも行われるようになってきました。 この治療方法は、リニアックを回転させながら放射線を照射することと治療ベッドの回転を組み合わせる方法など、さまざまな方法が開発され、ガンマナイフと同等の放射線集中効果を得ることができます。この方法を可能にしたのは、種々の画像診断の技術が向上したことに加え、放射線治療の精度や、放射線の照射量の計算などを行うコンピュータ技術の進歩によるものです。この治療技術はアメリカで1990年代になって急速に普及し、脳動静脈奇形、聴神経鞘腫等の良性疾患だけでなく、転移性脳腫瘍、原発性悪性脳腫瘍の一部にも適用されています。わが国では、頭蓋内腫瘍を含む頭頸部腫瘍および脳動脈奇形に対して、平成10年4月1日に保険適用となっています。 国立がんセンターでは1991年7月以来、全国に先駆けて独自にこのシステムを開発し、スマート(SMART)と名づけて治療を行っています。この治療の対象は、主に原発性および転移性のがんです。この治療法の大きな特徴は、分割照射法を採用している点です。がんの放射線治療では、1回照射よりも分割照射のほうが周囲の正常組織への副作用を軽減できます。同じ部位に数回にわたって分割した照射を可能にするため、高精度な位置決めができる固定具を治療を受ける患者さんごとに作製しています。この方法では、他の照射法で治療の途中に起こりがちな倦怠(けんたい)、食欲不振、むかつき細胞)の動きを監視し、癌細胞の発生?成長を防いでいます。つまり、免疫というのは体の防御システムで、そのシステムが正常に働く限り癌は進行しません。しかし、何らかのきっかけで免疫のバランスが崩れ、防御システムの能力が低下してしまうと、癌細胞たちが増殖し「癌

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(がん)」という病気は進行してしまいます。一度そうなると従来の防御システムでは癌細胞に確実な攻撃をすることが出来なくなってしまいます。そこで重要なのが免疫療法(免疫細

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胞療法)によって「免疫力を強化する」ことです。免疫細胞を増やし、体内の免疫力を強化することにより、癌細胞に確実な攻撃を仕掛けてバランスを取り戻す「癌に勝つ」療法。こ

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れが免疫療法(免疫細胞療法)なのです。一言で免疫療法(免疫細胞療法)といっても内容は千差万別です。NK細胞を分離、培養して戻す方法、T細胞を分離、培養して戻す方法、樹

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状細胞を分離、培養して戻す方法などがあります。 もちろん、方法が異なれば作用等も変わってきます。T細胞を用いる免疫療法(免疫細胞療法)には、T-LAK療法(CD3-LAK療法)やC


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TL療法などがあります。これらの療法は、「私は癌細胞です」という目印(=抗原)をもった癌細胞のみを標的にして攻撃をしかけていくT細胞を培養する免疫療法(免疫細胞療法)で

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す。T細胞は抗原抗体反応(過去に異常細胞と認識したものにしか攻撃を仕掛けないこと)により、効率的に癌細胞を攻撃できる一方で、目印を失くしたり、隠してしまった癌には攻撃

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をしかけることが出来ないという弱点を持った免疫療法(免疫細胞療法)なのです。また、抗原の情報をT細胞に認識させる方法もありますが、抗原の抽出に成功した場合に限られるな

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ど、全ての患者様に適用できるわけではありません。樹状細胞を用いる免疫療法(免疫細胞療法)には、樹状細胞ワクチン療法やDCI療法などがあります。これらの療法は、


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