2010年7月11日星期日

atl白血病

1期では80%の生存率でも、2期、3期前半になると40%弱となってしまいます。
転移、浸潤が早く、また治療による副作用や後遺症で、飲食の摂取量が少なくなり、体力低下、感染症を引き起こしやすいためです。
早期発見、早期治療がきわめて重要です。
治療法
単独での治療成果が期待できない癌
現状の西洋医学の治療法は、手術、抗がん剤、科学放射線(抗がん剤と放射線の併用)がありますが、初期と後期については、単独治療が標準治療となっています。
しかし中期の治療については、生存率を上げるため、術後に抗がん剤治療を行います。
科学放射線治療の長短
科学放射線は、抗がん剤と放射線(3次元照射)を同時に併用していく治療法です。
最近では、タキサン系やシスプラチン誘導体(アクプラ)などの組み合わせの臨床試験が行われています。
抗がん剤や放射線の副作用も高く、耐えられるだけの体力が必要です。
再発しやすいため、照射量を落として手術の負担を軽くする方法がとられています。
病 状
1)転移しやすく、再発率の高い癌
周囲には、多くの血管とリンパ節があり、また周囲の臓器に浸潤が起きやすいため、診断された段階で、転移が多く見られます。
転移のルートリンパからの転移周辺のリンパ節
浸潤よる転移のど周辺から咽頭、甲状腺へ 横隔膜、胃、膵臓、脾臓へ
その他の病状
癌の進行の早さや抗がん剤、放射線の副作用による体重減少、体力低下。嚥下困難、消化障害。呼吸困難。胸水、骨転移による、頚椎の痛み。声帯の消失。
アドバイスQOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?
それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
大腸は盲腸から直腸までを言いますが、直腸に出来るのが直腸ガン。盲腸と直腸を除いた長い部分である結腸に出来るものを結腸ガンと読んでいます。
進行するまで自覚症状はほとんどありませんが、進行すると便が黒くなったり出血があります。
痔の出血と間違いやすいのですが、痔では便の表面だけに血がついていることが多いのに対して、大腸ガンでは便の中に血が含まれてる状態が多くあります。
また便秘と下痢が交互におこったり、腹痛や体重減少などがおこります。
仕組みと働き
甲状腺は気管前面、いわゆる「のど仏」の下方にあり、右葉?左葉に分かれ、中央で結合しています。のど仏の下部にちょうど蝶ネクタイ状に張り付いています。正常な状態では、かろうじて触れることができる程度ですが、甲状腺の病気の有無は熟練した医師の触診によって、ほぼ判断ができます。
子宮頚癌の検診は、まず、子宮頸部の細胞診で行います。結果は、 Vと分けられます。 は正常。は、軽度異形成。高度異形成。は、上皮内癌。Vは、浸潤癌とクラス分けします。までが、良性。からが悪性となります。つまり軽度異形成は、ほぼHPVの感染所見のことが多く、が自然治癒し、11%がくなり、最終的に0.3%が癌になります。32%が自然治癒し、56%が存続、14%が進行するとされています。HPVの型には、より子宮頚癌になりやすい型(ハイリスク)とそうでない型があります。
そのハイリスク型は、。HPVの感染率は、統計により異なりますが、10~20代は、約50%、30~40代は、約30%。そのHPV陽性者の約半分にハイリスク型HPVが検出されております。HPV陰性例においては、異形成から癌の存在は、きわめてまれであるとされています。
このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、第四回 人工妊娠中絶術
妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容除去です。
その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管にラミセル(硫酸マグネシウムを含む高分子材料。スポンジを圧縮したような棒)を入れます。その日は帰ってもらって、次の日の朝手術します。手術の時は、頚管は柔らかくなり拡張しやすくなっています。
子供を産んだことがある人は、頚管の状態で、入れないこともあります。この前処置は、子宮頚管を3mmぐらい開く必要があるため、痛みを伴います。しかし、この処置のおかげで、子宮頚管は開くやすくなり、手術が安全に行えます。
妊娠4ヵ月(妊娠12週)以上は、日帰りの手術は難しくなり、入院して子宮口を開いてから、陣痛をつけて分娩の形をとります。ですから、2-3日の入院が必要となり、金銭的にも精神的にも大変です。本院では、この12週を超える中絶は行っておりません。その時は、分娩をお願いしている病院へ紹介します。
第三回 低容量ピル
避妊目的に造られ、なるたけホルモン量を減らし、副作用を少なくしたのが、低容量ピルです。
この低容量ピルは、主な目的は避妊ですが、それ以外にも生理痛(月経困難症)の軽減と生理量の減少に効果があります。また、子宮内膜症の悪化、再発防止や自覚症状の改善に使われます。最近は、この使い方が増えてきました。子宮内膜症は、手術しても一時的には、改善しても、すぐ再発することが多く、手術後や、内膜症の保存治療後に低容量ピルを使います低容量ピルの作用メカニズム
だけくりぬくようなことはできません。
しかし、大腸の中でも直腸の場合は少し話が複雑になります。直腸のすぐそばには、肛門がありますから、肛門まで切除せざるを得ない場合には、人工肛門(ストーマ)が必要になってしまうというわけです。
[注:大腸とは、結腸と直腸をあわせて言う呼び名です。結腸は、直腸はで、大腸に見合うの専門用語はありません(強いてあげれば、 でしょうか。)が、とても便利な日本語です。]
では、人工肛門 ストーマと呼ばれるものは何でしょうか。それは、大腸の切離断端が腹壁に口を開けた、腸の開口部のことです。つまり、腸の一部が腹部に露出し、そこの孔から便が出てくるものを、人工肛門と呼んでいます。でも、これは肛門でも何でもありません。便が出るということでは、肛門に似ているのかもしれませんが、それ以外の肛門の働きはありませんので?便はただただ意識せずに、出てくるだけです。このごろでは?人工肛門と呼ばずに、単に「ストーマ」と呼ばれることが多いのもこのためです。
多くの方は、ストーマにビニール袋をつけて便をためます。近年は、装具[袋や皮膚保護剤]の発達が目覚しく、ストーマをつけた人々の生活は格段に改善されました。しかし、それでも、肛門を失うのは辛いことです。それが証拠に?直腸癌の手術方法は術後の排便機能が悪くなる危険をおかしても?出来る限り肛門を残す方向で発達してきました。出来るだけ肛門の近くで腸を吻合し、人工肛門にならないように、手術術式と手術器械が発達してきたのです。
しかし、それらの発達にもかかわらず、今でも、肛門を切除しなければならないような直腸癌の患者さんがいることは、事実です。そして、あなたが、その患者さんの、ひとりになるかもしれないと、主治医にいわれたのなら、手術によってお尻を失う可能性は高いでしょう。(かつて、そして今でも、医者は、患者さんに控えめに言うことが多いものです。)
もし、あなたもそういう方のひとりであるのなら?以下の手術方法は、あなたが選ぶ手術法の1つの選択肢となります。
つまり、手術によって失った肛門をもう1度作る手術です。
手術法に名前をつけるのは、開発者の特権と考えていますが、実は今も、この手術方に、決定的な名前をつけていません。(たぶん、手術法の名前を問うだけの無意味な試験問題に記憶力のなさで悩ませられ続けたの苦い思い出が、手術法に名前をつけることためらわせているのだと、私は自己分析しています。)
基礎研究が始まった、1990年代半ばには、?機能的会陰部人工肛門と呼んで発表していました。
その後、手術内容は異なるのですが、似た名前の手術法があったため、それと区別する必要から、「生理的直腸肛門再建術 と呼んで、専門誌に発表しました。
正確には、陰部神経を縫合して新しく作った肛門なので、近年では、手術方法を正しく表すためにその英語訳のの頭文字をとって、。
しかし、この手術はそれ以外の工夫も併用している手術法であるため、正確には、名は体を表す、という風には、なっていないのが現状です。
直腸癌は?癌(ガン)の中でも治りやすい癌です。当院のデーターを示します.下のグラフは、、前主任教授の金澤暁誉教授の退官を記念して出版したデータブックから引用した、1980年から1994年までの直腸癌(204例)の生存率のデータです。
グラフを説明します.
1番上のラインが Aという進行度の直腸癌の手術後の生存率を示しています.'Aとは、癌が壁を超えない大きさのものを意味します.術後10年目の生存率が、90%です.
2番目のラインが Bという進行度の直腸癌の手術後の生存率です.Dukes'Bは、既に壁を超えるぐらい大きくなってしまった癌ですが、5年生存率は、80%を超えます.
もっとも下のラインが Cという進行度で、既にリンパ節に転移が見られる程度に進行してしまった直腸癌の手術後の生存率です.このようにかなり進んだ直腸癌でも5年生存率で50%です.10年目のデータはなぜか悪いのですが、(統計上の理由に過ぎないとおもいますが、)9年生存率でさえ、40%に近い結果です.
(さらに、強調したいことは、現在ではこの当時と比べ物にならないほど、抗がん剤による化学療法が発達していることです。直腸癌の生存率はさらに改善しているのです。)
ここに示したように、かなり進んだ直腸癌 でも、他の癌に比較して、よく治るものなのです.もし、直腸癌がけして治らないものであったのなら?肛門を切除してまで、なぜ、大きい手術をする必要があるのでしょうか? 治りやすいガンだからこそ、必要十分のしっかりとした手術をすることが大事なのです。
治りやすい癌(ガン)だからこそ?治すための手術を、おろそかにしてはいけません。人工肛門がいやだからといって?再発率を上昇させるような手術(データに基づかない小さな切除範囲の手術)を選ぶ外科医がいるのだとしたら?あまり、信用してはいけないと思います。あなたの?人工肛門を恐れる心に迎合してそのような手術をするだけのことで?本来のあなたの希望する治療とはことなるはずです。あなたの希望は?癌は癌でしっかり治して?かつ、人工肛門も避けたいというものであるはずです。
私たちは、肛門として自然に働くような、新しい肛門を再建する手術を行っています.直腸癌に対する手術は、治癒を目指したしっかりとした手術を行
います.いままで行われていた手術方法と比べて、何ら、手術する範囲に縮小はありません.その上で、自然な肛門の機能をつかさどるのに重要な役割を演じる陰部神経を縫合した骨格筋によって、新しく肛門括約筋を作り、肛門のあっ
た場所に新たに肛門を作ります【直腸癌、大腸癌の解説】
わたしたちは、肛門として自然な働きをする、 「新しい肛門を再生する手術(新肛門手術)」を1995年から行なっています。
直腸癌(直腸がん、直腸ガン)に対する手術は、治癒を目指した、しっかりした手術を行ないます。いままで行なわれていた手術法と比べて?何ら?切除する範囲に手心を加えることはありません。つまり、直腸癌の治る可能性を損なうことはありません。(2003年6月6日札幌で開催された日本外科学会総会で発表済み.内容は後日発表しますが、その
要約は、2002年までに新肛門の手術をされた19名と同時期にぎりぎり肛門側から切除し肛門を残した19名との比較で、新肛門には切除部位近くの再発は1例もなかったのに比較し、ぎりぎりで肛門を残した19例中5例で局所再発が見られたというものです.これは、統計学的にも意味のある差(偶然の差ではないという意味です.)でした。)
低容量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンの合剤です。外から投与すると、視床下部のホルモンが出てるよと命令がきます。そうすると下垂体から卵巣にホルモン刺激がなくなり、卵巣は、排卵も起きず、ホルモンも分泌せずに、お休みします。子宮は、卵巣からホルモンが出ないため、外から投与された低容量ピルのホルモンでコントロ-ルされます。このホルモンの作用で子宮内膜は、あまり増殖せず、その結果出血量は少なくなり、少なくなれば、子宮はそれほど収縮しなくてすみますから、生理痛が減ります。この子宮内膜が増殖しないことが、子宮内膜症にいいわけです。子宮内膜症は、異所性にある子宮内膜が増殖する病気ですから。
現在低容量ピルは、ホルモンの種類で3種類あります。卵胞ホルモンはすべて同じで、黄体ホルモンの違いです。
また、ホルモン量が一定のと三相性のとがあります。
あと21錠と28錠のタイプがあり、、ダミ-が7錠あります。、1週間休薬します。
人により、どれにするか相談します。こっち。に生理が来てほしくない人はこれ。生理調整が楽なのは、これ。というように。
また、低容量ピルは生理の調節がとっても楽です。早くするのも、遅らせるもの。低容量ピルを何錠飲むかで決めれます。
低容量ピルの副作用
クラミジアや淋病の予防はできません。あたりまえですね。低容量ピルを飲むと、吐き気や嘔吐、乳房の痛みやむくみがでることがあります。このような症状は一時的なことが多く飲み続けるとしだいになくなってきます。また、食直後に飲む方が、吐き気は比較的おきません。
血栓症が一番の問題です。心臓の血管につまれば、心筋梗塞ですし、頭では、脳梗塞です。しかし、その頻度は、あまり高くありません。また、肝臓で分解されるため、肝障害がありますが、低容量ピルでは、あまり起こりません。そして、低容量ピルで避妊ができるため、いろんな人と性交すれば、低容量ピルのためではなく、HPV(パピロ-マ ウイルス)の感染で子宮頸ガンが増えることがありますが、そんなことをしなければ、子宮頸ガンは増えません。
35才以上で、ヘビ-スモ-カ-(15本以上)の人は、血栓症の確率が、17倍ぐらい増えます。
低容量ピルの服用をやめれば、いつでも妊娠可能な状態にもどります。
結構、魅力的な薬ですよね。
第二回 最近多いおりものが臭いやつ
細菌性膣症について
正常な膣内の環境は、膣にいるという細菌により、酸性の状態にし、他の細菌の侵入を防いでいます。
何らかの原因でこれが破綻し、複数の細菌に置き換わった状態が細菌性膣症です。な生臭い悪臭があるおりものがある時もあります。しかし、さらっとした帯下のためには放置されています。なぜ膣炎でなく膣症かというと、膣の中は、真っ赤っかにもならず、はっきりとした炎症所見がないためです。
性交との関連は大きく、性交で膣内がアルカリ化が起こり、悪化します。精液が強アルカリのため、性交時は、骨盤内感染症や妊婦さんは、流早産の原因になります。
治療は、抗生剤の膣錠や抗菌剤の内服で治ります。
第一回 最近とても多い性行為感染症(性病)
トラコマチスは、約20年前のベトナム戦争ごろに流行し、日本に上陸した病原菌です。ベトナムなどのジャングルにすむ鳥の口中から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア?トラコマチスという種類です。
世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。
ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増


atl白血病

えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、
骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になる


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とがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で


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手術をしてしまった話は、時々あります。
特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらう

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ルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。

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検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液
でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に

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検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。

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ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織か
ら検出されます。ヒトではこれまで100以上の型が報告されていますが、HPVは型によ

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り子宮頚癌に高率に検出される型(ハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています。病 状


2010年7月8日星期四

白血病日記

切除したがんを検査することで、効果が期待できるがんとそうでないがんがわかるのが特徴で、「がんの個性に応じて、効果が期待できる薬を選んで使う」という、いわばオーダーメイドの治療として注目されています。現在は再発治療に関してのみ使用が可能ですが、再発予防に対しても効果があることがわかってきており、認可を申請中です。
乳がんの治療をこれから受ける方のために
Chapter.5:乳がん検診と自己触診
乳がん検診
日本では、1987年に乳がん検診が開始されましたが、ずっと視触診のみの時代が続いていました。
一方、欧米では早くからマンモグラフィを併用した検診が一般的でした。これは、視触診のみの検診では、検診をうけた人と普通に外来を受診して乳がんをみつけた人とで、死亡率が変わらないという結果が出たからです。検診の触診は、必ずしも乳がんの触診に慣れてはいない医師が、千差万別の多数の女性の乳房を短時間に診るため、微妙な病変や小さなしこりを漏れなく見つけるには十分な精度とはいえませんし、しこりとして触れない0期の乳がんを見つけることはできません。これらを補うのがマンモグラフィで、特に石灰化でみつかる非浸潤がんの発見は、100%の治癒につながります。
そこで日本でも、2000年から、「50歳以上の女性に対し、2年に1回のマンモグラフィと視触診による検診を行う」というガイドラインが出され、ようやくマンモグラフィ併用検診がはじまりました。2004年からは40~49歳の女性についてもマンモグラフィが導入されています。
自己触診
乳がん検診が推進されてはいるものの、現在のわが国の乳がんの初発症状の約8割は患者さんが気づいたしこりです。
一方、1期つまり2cm以下でみつかれば9割が助かるのですから、乳がんの早期発見と生存率向上に一番の近道は「2cm以下のしこりを自分でみつけること」といえましょう。2cmというのはちょうど1円玉の大きさで、日本人の乳房なら、きちんと触っていればまずわかるサイズです。しかし、1円玉というのはそれほど大きいものではないので、「たまたま何かの拍子に手が触れて気づく」というわけには行きません。
つまり、「自己触診さえしていればみつかるけれど、していなければ見落としてしまう」のが2cmという大きさで、そこに自己触診の重要性があります。具体的な自己検診法を、下記に示しますので、早速やってみて下さい。
大切なことは、定期的に自分の乳房を触って自分自身の正常な乳房を把握しておくことと、異常に気づいたら、自分でがんか否かを判断するのではなく、必ず検査を受けに行くことです。
自己触診ってどうやってやるの?
毎月一回、検診日を決めて
乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため自分でも見つけることが出来ます。整理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなって柔らかい状態のときに自分でさわってチェックして見ましょう。閉経後の人は毎月一回自己検診日を決めておこないます。乳房の日ごろの書き留めておくと変化を知ることができます。
浴室でチェック
お風呂やシャワーの時、石鹸がついたてで触れると乳房の凹凸がよくわかります。左乳房を触れるときは右手で、右乳房は左手で。
1. 4本の指をそろえて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れます。「の」の字を書くように指を動かします。しこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
どんなにすばらしい診断法や治療法があっても、女性が自分の乳房に関心をもって検診や医療機関を受診しなければ、検査は始まりません。
乳がんの啓蒙活動が盛んで、女性の多くが乳がんをごく身近なものと考えているアメリカでは、40歳以上の女性の7割以上が乳がん検診を受診し、乳がんによる死亡はすでに減少傾向に転じています。それに対して日本では、検診や自己触診を実践している女性は、身近な人ががんになった、職場でたまたま検診があったなど、ごく限られた数にすぎず、検診の受診率も10%台にすぎません。
多くの人は、乳がんなんて全く人ごとと考えて、乳房の話題といえば、バストアップの下着や芸能人の豊胸術、たまに有名人が乳がんになってもたまたま不運な人の闘病記として読むだけ。これでは、欧米から、乳がんになりやすい食生活やライフスタイルといういわばマイナス面ばかりを取り入れ、自分の健康に関心を持つという良い面は学んでいないことになります。
「乳がんに関心をもつことが、自分の命ばかりでなく、大切な乳房を守ることにもつながる」ということを、日本女性の誰もが、ファッションやショッピングや旅行の話題と同じようにあたりまえに考え、話し合えるようになることを、心から願っています。乳癌を早期に見つけることによって、乳房を温存できるばかりでなく、リンパ節も取らなくてよかったり、抗がん剤も省略できたりするメリットがあることをもっと多くの女性が知る必要がありそうです。
説明文にて掲載している諸症状で思い当たる節があった場合など、がんについての疑問?不安をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
自己判断で迷わず、まずは専門家である医師の検診を受けることをお勧めします。
前立腺は精液の一部を作る男性固有の臓器です。
図1に示すように膀胱、精嚢の前方に存在することが前立腺という名前の由来です。前立腺は尿道をぐるっと取り囲んでおり、普通は3~4cm大のクルミの大きさです。また、直腸に接して存在し、肛門から指で簡単に触れることができるため、直腸診という診察が前立腺の病気の診断に有用です。
正常な前立腺は円錐形を呈し、主に移行域と呼ばれる内腺部と周辺域と呼ばれる外腺部からなります。良性の前立腺肥大症は移行域から、がんの多く(約70%)は周辺域から発生します(図2)。
前立腺がんの統計
米国では男子がんのうち第一位の発生率(人口10万人対190人/1992年)で、死亡率は肺がんに次いで第二位です。わが国でも近年、著しい勢いで増加していますが、欧米に比べればまだ10分の1以下の発生率です。
図3に当院における最近15年間の年次別新患者数を示します。10年間で4倍くらい増えていますが、中でもステージBの早期がんが増加しているのが特徴的です。
発生率の増加の原因としては、高齢者人口の増加、食生活の欧風化、前立腺がん診断法の進歩の3つが考えられます。前立腺がんは50歳以降、加齢と共に直線的に増加し、ハワイやロスアンゼルスに移住した日系人は日本在住の日本人と米国人の中間の発生率を示すことが分かっています。
前立腺がんの発生
前立腺がんの発生に強く関わるものは、加齢、食事(動物性脂肪)と遺伝です。
また、男性ホルモンの存在が必須ですが、発がんのメカニズムはまだよく分かっていません。前立腺がんが発生してから症状を呈するがんに育つまでには30~40年かかるといわれています。
前立腺がんの発生原因と予防
原因が未だ明確でないため予防法もはっきりしません。
ただし、疫学的な観点から、若いころよリ動物性脂肪の摂取を少なくし、緑黄色野菜を多くとるのがよいと考えられています。伝統的な日本食がよいわけです。
Chapter.2:症状
早期がん
無症状です。前立腺がんの70%は前立腺の周辺域(外腺部)に発生しますので、早期には全く無症状です。ただし、移行域(内腺部)に発生し、早期より症状を呈する前立腺肥大症という病気が、がんにしばしば合併して発生するので、その場合は次に述べるような症状がみられます。
局所進行がん
前立腺肥大症と同様な症状がみられます。
すなわち、前立腺が尿道を圧迫するため、頻尿(尿の回数が多い、特に夜間)、尿が出にくい、尿線が細く時間がかかる、タラタラ垂れる、尿線が中絶する、等の症状が見られます。このほか、がんが尿道、射精管、勃起神経に浸潤すると血尿、血精液(精液が赤い)、インポテンス(ED)等の症状も見られます。
進行転移がん
前立腺がんはリンパ節と骨(特に脊柱と骨盤骨)に転移しやすいがんです。
リンパ節に転移すると下肢のむくみ、骨に転移すると痛みや下半身の麻痺が生じることがあります。
Chapter.3:診断
血中PSA(前立腺特異抗原)測定
腫瘍マーカーとして、現在、最も有用なものです。
少量の血液を検査するだけの簡便な方法です。確定的ではありませんが、PSAは前立腺がんのスクリーニング、診断はもちろん、がんの進行度の推定、治療効果の判定、再発の診断、そして予後の予測にも役立ちます。
直腸指診
古くから行なわれている診断法です。前立腺は直腸に接していますので、外側の周辺域に好発するがんは、ある程度の大きさになれば直腸から指で診断することが可能です。
経直腸エコー検査
肛門から行なう超音波検査です。前立腺内部の異常の有無を観察します。
生検検査
以上の3つの検査で前立腺がんの存在を疑うことができますが、確定診断のためには前立腺の組織の一部を採取し、がん細胞の存在を病理学的に証明することが必要です。
バイオプテイガンという優れた生検器具の開発により、診断の精度が高くなると共に、痛みもほとんどありませんので、経直腸的に行なう場合は麻酔の必要はなく外来で行なうことが
できます。ただし、経会陰的にエコーガイドで行なう場合は麻酔が必要ですが、精度が高くなります。
Chapter.4:鑑別診断
前立腺肥大症
前立腺がんと同様に、加齢と共に増加します。
しかし、がんと違って発生率に人種差はあまりありません。がんは直腸診で硬く触れます
が、肥大症は全体的に柔らかいのが特徴です。PSAは20%の人で高くなりますが、肥大症とがんが合併することも少なくないので注意が必要です。
前立腺肉腫
がんと同様に悪性な腫瘍ですが、がんが腺細胞から発生するのに対し、肉腫は前立腺の支持
組織である筋肉などの間質細胞から発生します。また、若い人に多いのが特徴です。
前立腺炎
炎症でもPSAが高くなります。特に急性炎症では、100mg/ml以上と非常に高くなることがあります。結核は触診で表面が不整で非常に硬く触れます。
術後に再発予防のために補助的に使う(術後補助療法)、転移のある乳がんや再発乳がんに対する治療として使う、術前に使ってから手術する、などの使い方があります。
1.ホルモン療法:
乳がん、前立腺がんなどに特徴的な治療法で、女性ホルモン(エストロゲン)が乳がんを増殖させる機構を、何らかの形でブロックします。
副作用が比較的少なく、長期間使えるのが特徴です。切除したがんを調べて、ホルモン受容体をもつがん(女性ホルモンの影響を受けやすいがん)かどうかをしらべて、受容体(+)の場合により効果的です。
抗エストロゲン剤(エストロゲンががんに働くのをブロックする=タモキシフェン、トレミフェンなど)、LH-RHアゴニスト(閉経前、卵巣からの女性ホルモンをストップさせて一時的に閉経後の状態にする=ゾラデックス(R)、リュープリン(R)など)、アロマターゼ阻害剤(閉経後、脂肪でエストロゲンをつくる酵素をブロックする=フェマーラ(R)、アリミデックス(R)、アロマシン(R)など)、合成プロゲステロン製剤(ヒスロン(R))などの種類があり、

白血病日記


年々新しい薬が開発されています。
2.化学療法:

白血病日記


いくつかの薬を組み合わせて、ある程度決まった投与量や間隔で使うことが多い。ほとんどが点滴で投与されます。

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[主な薬剤]
CA(E)F療法

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C(同上)A(アドリアマイシン)またはE(エピルビシン)F(同上)の組み合わせで、Fを抜かした2剤が用いられることもあります。リンパ節転移のある場合の術後補助療法や、再発の治療と

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して最も標準的な治療法です。
タキサン系の薬剤

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比較的新しい薬で、ドセタキセル(タキソテール(R))、パクリタキセル(タキソール(R))があります。リンパ節転移があった場合にはアドリアマイシンなどを使用したあとに追加するこ

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とにより、再発がさらにおさえられることがわかっています。
3.抗体療法

白血病日記


特定の遺伝子が異常に働いている乳がんに対して、その遺伝子の抗体を薬として点滴で投与する治療で、ハーセプチン(R)という薬が、日本でも2001年から使えるようになりました


2010年7月6日星期二

白血病夏目雅子

皮膚は表面に近い部分から表皮?真皮?皮下組織の3つの部分に大きく 分かれます。さらに表皮はいくつかの層(表面から順に角質層?顆粒層?有棘層?基底層と呼びます)に分かれます。基底 層(表皮最下層)と真皮の間には基底膜があります。真皮~皮下組織にかけて、毛包?脂腺?汗腺という表皮と構造の類似した皮膚付属器があります。真皮?皮下には他に脂肪織?血管?立毛筋などの上皮以外の重要な組織と神経があります。これらのうち、表皮と皮膚付属器の細胞が悪性化したも のを総称して「皮膚がん」と呼びます。ごくマレなものまで含めると皮膚がんは非常に多種類です。本文では頻度の高い基底細胞がんと有棘細胞がん(皮膚がん前駆症?表皮内がんを含みます)について述べ、特徴的な侵攻を示すパージェット病についても簡単にふれます。
「ホクロのがん」として知られ、悪性度の高い「悪性黒色腫(メラノーマ)」についてはいずれ別項として掲載されると思います。
注意すべき皮膚の状態
皮膚の異常はじかに目で見える反面、自分でイジリまわせるという危険性があります。それでも皮膚がんは早期に発見 できる可能性が高いと言えます。[強烈な日光(紫外線)を浴び続けたり][大量に浴びた放射線]が皮膚がんを引き起こすことはよく知られています。[昔に負ったひどいヤケドやケガのキズ跡][何年も治らないジクジクした皮膚病]の一部から皮膚がんができることもあります。一方、ホクロや湿疹だと思っていたら、実はがんだったという例もあります。皮膚にできた病変をごらんになって、「変だな」と思われたら、突いたり削 ったり御自分で手当せずに、御面倒でも一度は皮膚科専門医にお見せください。次に述べます日光角化症?ボーエン病?パージェット病のような病変は、専門の医師以外は診断することが困難です。確定診断は皮膚生検によります。これらの湿疹と紛らわしい前がん病変と特殊ながんを簡単に述べておきます。
(1)日光角化症
初老期になりますと頭?顔?くびすじ?手背?前腕などの日光(紫外線)のよくあたる部位 に、大きさ1 cm から数cm、正常皮膚との境界が不明瞭な[淡い褐色から紅褐色][角のような~表面がカサカサ]した皮疹が見られることがあります。「老人性角化腫」とも呼ばれ、高齢に なるほど発生頻度と面積が大きくなるようです。この前がん病変は近年増加傾向にあります。その原因 として[高齢者の増加][オゾン?ホールの増大]という説もあります。診断がついたら治療です→有棘細胞がん0期をごらんください。(2)ボーエン病
ふつうは胸?腹?背など、日光に当たらない部位 に発生し、湿疹と間違われるやすい皮膚がんの表皮内病変です。不整形の斑状または軽く盛り上がった皮疹で[色は淡紅色から褐色調が多く][時には一部にびらん][かさぶたが付いている]こともありますが、正常皮膚との境界は明瞭です。「ボーエン;Bowen」というのは人名 です。全身にこの皮疹がで きる「多発性ボーエン病」は砒素との関連(昔の梅毒の薬の材料や鉱山での接触)が知られています。診断がついたら治療です→有棘細胞がん0期をごらんください(3)パージェット病
発見者の名前:Paget(本人が「パージェット」と発音したそうです)から「パージェット病」と呼ばれます。「パージェット病」は大きく「乳房パージェット病」と「乳房外パージ ェット病」の二つに分けられます。ここでは「乳房外パージ ェット病」につき述べます。乳房外パージェット病は、[60歳以上][性比は男3:女1][よくできる部位は外陰部?肛門のまわり?ワキの下][ときに痒みのある湿疹のような赤い斑]です。湿疹やタムシ(実際にカンジダという菌がよくみつかります)に似ています。クスリを長期間塗っても治らず、むしろ範囲のひろがっていくような場合には 注意が必要です。診断がついたら、主な治療は外科療法です。しかし、乳房外パージェット病のがん細胞は、表皮内をはうように、またスキップをするようにして、肉眼的な腫瘍の輪郭よりずっと広い範囲にちらばる性質を持っており、完全に切除するためには腫瘍の周囲の肉眼的には正常にみえる部分を3~5cmの余裕をもって切除しなければ十分とは言えません。予め、周辺の正常と思われる皮膚を点々と生検し(マッピング)、おおよその病変の広がりを把握します。また、この腫瘍は放射線治療によく反応します。当科では高齢の患者さんには電子線治療を第一選択にする場合があります。
注 ボーエン病?パージェット病の患者さんには他の部位のがん(重複がん)が見つかる場合があります。10%程度に過ぎないと言われてはいますが、消化器?呼吸器の精査を入院中に行います。
I.基底細胞がん
基底細胞がんは、表皮の最下層である基底層や毛包などを構成する細胞から発病しますが、厳密にはがんではありません。正確な年間発生数は不明ですが、日本人に最も多い皮膚がんです。市立病院クラスの皮膚科へは毎年4~5人以上は訪れていると思われます。 基底細胞がんは頭と顔の正中部によく発生し、発生学的に皮膚原器を欠く手のひら?足の裏には発生しません。したがって原因として[表皮を作る元の細胞に問題があり][長期間の日光被爆によって引き起こされる]可能性が高いと想像されます。人口の 高齢化とともに発生数が増え続けています。通常のがん年齢よりも高齢者 に多い傾向(60歳代が全体の26%、70歳以上が全体の45%:国立がんセンター集計)があります。
 基底細胞がんの進行は非常に穏やかですが、放置すると皮膚だけでなく筋肉や骨などの深い組織へと浸潤して いきます。リンパ節や内臓への転移は非常にまれです。厳密な意味で悪性腫瘍ではありませんので、十数年も放置して顔が3分の1ほど喰われてしまっても患者さんは元気です。死因となるのは顔面から奥へ侵攻し頭蓋内を破壊する例だけです。
1.基底細胞がんの症状
初期症状として最も多いのは「ほくろ」と勘違いされる小さな黒いオデキです。これが通常は数年間かかって徐々に大きくなり中心部は崩れ、周辺部は堤防状に盛り上 がった黒いオデキが並びます[結節?潰瘍型]。多くは上下のマブタ?鼻?上口唇のまわりに発生します。まれには湿疹やキズが治った跡のような、がんには見えないよう な皮疹もあります。たいてい、痛みや痒みなどの自覚症状はありません。 2.基底細胞がんの診断
確定診断のためには、皮膚生検が必要です。手術の前に病変の広がり?深さを知るためにCT?MR?皮膚超音波検査を要することもあります。
3.基底細胞がんの病期(ステージ)
病期の分類は次の有棘細胞がんの項を参考にしてください。
4.基底細胞がんの治療と予後(治療成績)
治療法は外科療法が標準です。手に触れる腫瘍の辺縁の外側にメスを入れ、皮下脂肪組織も含め十分な深さまで切除します。十分に切除できた場合だけ縫合閉鎖~局所皮弁でキズを直します。このがんは顔面の中心部に多く発生し、目?鼻?口の変形を避けるため甘い手術をすると再発の危険が高くなります。キズを再建してから再発をした基底細胞がんの治療後の再発率、つまり再々発率は50%に達します(この項:国立がんセンターのアンケート集計による)。初回手術で十分な切除が非常に大切です。一方、目?鼻?口あたりの腫瘍を必要十分に切除して再建しないで自然にキズを収縮させる方法もあります。キズが治るまで1~2ヶ月を要するのが欠点ですが、以後は点状に収縮した瘢痕(キズの治った跡)になり、大変に観察し易くなります。
II.有棘(ゆうきょく)細胞がん
有棘細胞がんは、腫瘍細胞が表皮の中間層を占める有棘層を構成する細胞に似たがんです。正確な年間発生数は不明ですが、「基底細胞がん」に次いで多く、市立病院クラスの皮膚科で年間3~5例と思われます。
このがんの誘因としては、はじめの「注意すべき事項」で述べました。とくに問題のある紫外線の影響以外にも皮膚の有棘細胞がんの発症に「ヒト乳頭腫ウイルス」(子宮頚がんなどの原因の一つ)の関わりが注目されています。その他には、放射線治療後におこる慢性放射線皮膚炎などです。さらに、PUVAと呼ばれる皮膚病治療法?化学物質では砒素化合物?タール類?鉱物油(切削油)などが発生に関与する場合があります。
有棘細胞がんは年齢では高齢者に多く、性別ではやや男性に多く、最近では平均寿命を乗り越えた方々の発症が増加しています。
1.有棘細胞がんの症状
有棘細胞がんの発生部位?原因?病期によって様々な症状をあらわします。通常は皮膚の盛り上がりで中央が赤身の肉のように見え、表面はジクジクして出血しやすく、進行すると腫瘍の形はカリフラワー様になることがあります。自覚症状はないことが多いのですが、神経浸潤を生じると強い疼痛を覚えるようになります。腫瘍の表面は正常皮膚と違って脆く細菌感染を起こしやすいためでしょうか、こんなときには教科書通りに膿を持ったり悪臭を放ったりします。
2.有棘細胞がんの診断
確定診断のためには、少し大きめの皮膚生検が必要です。他に腫瘍の拡がりや転移を調べるため、胸部レントゲンやCT?MRなどの精密検査を必要に応じて行います。検査によってがんの進行状態(病期:ステージ)を確かめそれぞれの病期に応じた治療法を行います 。
3.有棘細胞がんの病期(ステージ)分類
皮膚がん(悪性黒色腫を除く)は、以下のように0期からIV期までの5つの病期に分けられます。
0期: 悪性化した細胞(がん細胞)が見られますが、表皮の 中にとどまっています。この時期を「表皮内がん」と呼び、がんの一歩手前の状態です。まだ本物のがんではありません。日光角化症?ボーエン病など。
I期: 腫瘍の大きさが長径2cm以下、真皮だけ、または真皮から皮下組織の中にとどまっている時期です。
II期: 腫瘍の大きさは2cmを超えていますが、真皮?または真皮から皮下組織の中 にとどまっています。
III期: 腫瘍の大きさにかかわらず、腫瘍の深さが皮下組織を超えて筋肉?軟骨?骨などに及んでいる時期です。または、腫瘍の大きさにかかわらず、「所属リンパ節」 と呼ばれる頭頚部なら首?上肢や胸なら脇の下?下肢や陰部なら太ももの付け根のリンパ節に転移があるものです。(注:同時にいくつもの腫瘍がある場合は、そのうち最も進行した腫瘍で病期分類します)
IV期: 所属リンパ節を越えて遠隔転移(または内臓に転移)している時期です 。
4.治療法とそれによる副作用

治療方法:外科療法?凍結療法?放射線療法?化学療法があります。
1) 外科療法
有棘細胞がんは腫瘍そのものだけを切除しても、再発や転移を起こす可能性が ありますので、腫瘍のまわりの正常に見えるところを含めて、幅も深さも余裕をもって切除する必要があります。また所属リンパ節をキレイに掃除する手術(廓清術)も必要に応じて行われます。手術によって皮膚や組織の欠損が大きくなった場合には、植皮術をはじめ、形成外科的な方法で傷を治します。
治療による障害:I期、II期で行われる手術は体の表面に近い部分の切除なので、通常は術後大きな機能障害はおこりません。美容的な面も形成外科の著しい進歩により満足すべき水準に達してきました。手足のユビ?上肢?下肢の切断術では術後の機能訓練が必要です。また、切除して存在しないはずの部分に痛みを感 じる「幻肢痛」が起こることがあります。またワキの下や太モモの付け根のリンパ節郭清を受けた場合は、手足がむくんだりしびれたり することがあります。首のリンパ節郭清を受けた場合には、肩の張りやこりが続いたり、顔面神経が麻痺することがありますが、月日の経過とともに軽くなっていきます。
2) 凍結療法
液体窒素を使ってがん組織内の温度が-20~-50℃になるように冷やし、がん細胞を凍結壊死させる方法です。0期や浸潤のごく浅いがんはこの方法で治療が可能です。凍結療法は 治療時や治療後の身体への影響の少ない方法なので、高齢の方や持病のために身体の具合の悪い方にも適した治療法です。
3) 放射線療法
有棘細胞がんは放射線療法がよく効くといわれていますが、何故か皮膚では通常単独では著効しません。皮膚への放射線治療はエックス線や6~9メガ電子ボルトの電子線を照射します。ふつう1回の照射は少量短時間ですので通院でも可能です。当科では、やはり単独では効果の少ない抗がん剤を点滴してから照射を受けていただいています(集学的治療)。
 治療による障害:放射線を照射する部位によって障害は異なります。一般に、放射線を照射した部位の皮膚が一種のヤケドの状態になり、発赤?水疱?びらんなどを生じ、後に色素沈着や関節の拘縮?手足のむくみなどがおこることがあります。晩期障害として何十年後かに二次がんの発生が報告されています。
4) 化学療法
ある程度がんが進行していた場合には、全身療法である化学療法が治療の中心とならざるをえません。しかし、がん細胞を完全に殺し尽くすような化学療法は、皮膚がんでは副作用の危険が上回るためありません。前項で述べたように副作用の比較的少ない5FUという抗がん剤と放射線療法を併用する方法を受けていただいております(集学的治療)。
化学療法の主な副作用は食欲不振?吐き気?嘔吐?発熱?全身倦怠感?脱毛?下痢?呼吸機能障害(特に肺線維症=死亡する恐れが大)?肝機能障害?腎機能障害?骨髄抑制(血液中の白血球?赤血球?血小板が減少するこ と)などです。いずれも抗がん剤によっておこる一時的なものですが、回復が遅れた 場合には、それぞれの副作用を軽くするような治療を行います。
5)集学的治療
ある程度進行した有棘細胞がんは、上の1~4のうちからひとつを選んで治療を行 うのではなく、これらをうまく組み合わせて最も効果が上がるような治療を 行います。これを集学的治療といいます。
5.病期別治療
0期: 腫瘍の辺縁から0.5 cm 離して、深部は腫瘍が露出しない程度に皮下脂肪組織を含めて切除します。
凍結療法を選択できる場合もあります。抗がん剤軟膏の使用は、将来がんに進んだときの悪性度を高めるため慎重にしなければなりません。
I期: 腫瘍の辺縁から1~2cm離し、表皮?真皮?皮下脂肪組織を腫瘍とともに切除します。
II期: 腫瘍の辺縁から2~3cm離し、表皮?真皮?皮下脂肪組織を腫瘍とともに切除します。一般に腫瘍が大きくなると、浸潤の深いものが増え、この場合、皮下脂肪組織と筋肉の
境界部にある筋膜という薄い膜も切除します。化学療法や放射線 法を併用することがあります。

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III期: 腫瘍の辺縁から2~3cm離して切除します。腫瘍は皮下組織を超えて浸潤してい ますので、筋肉を含めて切除したり、骨を削ったり、時には患肢の切断術が必要にな ります。

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また、リンパ節に転移がある場合は「所属リンパ節郭清」と呼ばれる手術方法によって、リンパ節を掃除します。III期もII期と同様に化学療法や放射線療法を 併用することがありま


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す。
IV期: 化学療法や放射線療法が中心となり、これに手術も組み合わせる集学的治療を 行い

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ます。
6.有棘細胞がんの治療成績

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有棘細胞がんは身体の表面に出現するため、内臓がんに比べて早期発見?早期治療 が可能な場合が多く治療成績は良好です。0期やI期のうちに治療を受けた場合、5 年生存率はほぼ1


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00%、II期の場合でも85%、III期では所属リンパ節転移のない場合で65%、所属リンパ節転移のある場合は55%くらいとなります。IV 期になり、内臓転移を起こしていると治療は

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簡単ではありません。転移を起こしてい る部位によっても治療成績は異なるのですが、標準的な治療を行った場合の5年生存 率は30%以下となります(この項は国立がんセンターによ

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るアンケート集計より)。また、ユビの皮膚がん?脈管~神経浸潤を来しているがんの治療成績は更に悪くなる傾向があります。


白血病予防

食道がん(食道癌)初期にはほとんどう自覚症状はありません。健康診断や人間ドックの時に、内視鏡検査などで発見される無症状の食道がんも20%近くあります。
食道がんの自覚症状として最初に現れるのは喉の違和感になります。
食べ物を飲み込んだときにチクチクする、熱いものを飲み込んだときにしみるような感じがします。これらの症状はがんが進行すると感じなくなることが多くそのまま進行してしまうことが多くなります。
食道がんが大きくなってくると食道が狭くなり、食べ物がつかえるようになります。硬いものを食べたときや、よく噛まずに飲み込んだときなどに感じます。さらに進行すると小さなものを飲み込んだときにも違和感を感じるようになります。
さらに食道がんが進行して大きくなると、食道が塞がれてしまい、やわらかい食べ物も喉を通らなくなってきます。液体さえも飲み込めなくなることがあります。食べ物が食べにくくなるので食欲が減り、体重が減少してくる事もあります。
食道がんが大きくなったために肺や背骨が圧迫されて痛みを感じるようにもなります。また気管支や肺に癌が浸潤したときには咳や痰が出るようになります。
声を調節する神経が食道のすぐそばを通っているため、この神経ががんに侵されると声がかすれるようになります。
食道がん(食道癌)の場合、粘膜下層までのがんであれば術後の5年生存率は80%を越えます。少し進んでいても手術でとりきれた場合、5年生存率は50%以上になりますので早期発見がとても大切になります。また、早くみつかれば、内視鏡を使った治療が可能であり、 開腹手術によって胃を切除する必要がなくなる可能性もあり、負担も大幅に減りますので積極的に検診を受けることをお勧めします。
食道がん(食道癌)の検診の方法としてはX線検査(レントゲン検査)や内視鏡検査が一般的です。他にがんの拡がり具合を見るためにCTやMRI、超音波内視鏡検査などを行うこともあります。食道がんの進行程度を正確に診断することは、治療法を選択する上で非常に重要なことです。
早期発見であれば食道がんも治る確率が高くなりますから、喉に違和感を感じたら医療機関を受診して内視鏡検査を受けられることをお勧めします。
バリウムを飲んで食道を通過するところをX線(レントゲン)で撮影する検査です。胃がんの検査によく用いられる検査で通常は胃に重点が置かれてしまい、食道は十分に観察されないことが多いため、食道に違和感がある場合にはあらかじめ検査前に伝えておくことが大切です。
内視鏡検査は先端にレンズの付いた細い管(内視鏡) を口から通して粘膜の状態を観察する検査で、無症状の食道がん、初期の食道がんを見つけるために極めて有用な検査になります。レントゲン検査で異常が見つからなかった場合にも内視鏡検査でがんが発見されることがあります。
食道にルゴール液(ヨウ素液)を散布すると正常な細胞は茶褐色に染まりますが、癌細胞は染まらないため白く抜けて見えます。この方法で小さな癌でも見つけることができます。確定診断をするためには、がんの疑いがある細胞を採取して顕微鏡で癌細胞の有無を調べる生検組織診断(生検)が行われます。
食道がんは50歳以上の男性で、タバコを吸い、お酒を多く飲む方の発生が極めて高いため、積極的に内視鏡検査を受けることをお勧めします。
超音波内視鏡検査(食道がんの検査)
内視鏡の先端に超小型の超音波断層装置をつけて内視鏡検査と同様に検査を行いますが、食道壁の断層像からがんの深達度を判断することができます。また食道の外側にあるリンパ節の状況も判断することが可能です。
を使って 非常に鮮明な画像を得ることができます。超音波検査で調べきれなかった場合でもがんを見つけることができます。周囲の臓器やリンパ節転移の有無を調べることができ癌の進行具合を調べるためには重要な検査になります。
は磁場を使っていろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。 放射線の被曝がなく超音波検査では見分けの付きにくいがんもMRI検査で診断できる場合があります。しかし、CT検査検査と比較してリンパ節転移などの有無の判断が劣るため食道検査では一般的ではありません。
現時点では限られた施設にしかありませんが、細胞分裂の盛んな細胞(癌)はエネルギーを正常細胞よりも多く消費するという性質を利用した画像検査PET(ペット)が行われるようになってきました。
検査ではまずという放射性物質を付けたブドウ糖を静脈注射します。他の細胞と比較して異常な速さで増殖するがん細胞は多くのエネルギーを必要とし、ブドウ糖をより多く消費する性質があります。ブドウ糖はがんの部分に集まり、それだけ放射線を多く放出するので画像で濃く見えるのです。
しかし、画像の鮮明さでは内視鏡検査には及ばないため他の検査とあわせることも重要になります。
用いた検査は患者さんの苦痛がないことが大きなメリットです。
食道がんの検査に使用される血液検査と基準値を示します。基準値は施設によって基準値が異なりますので詳しくは検査機関にお問合せ下さい。また、これらの数値は食道がん以外の病気でも高くなることがありますので、目安としてお考え下さい。
食道がんの腫瘍マーカー検査
抗原は食道がん、子宮頚部がん、肺がん、頭頚部がん、などの扁平上皮癌患者の血中に高頻度に検出されることが報告されており、それらの優れたマーカーとなります。
は食道癌や胃がん、大腸がんなどの消化器癌、胆道癌、膵癌、肺癌などのさまざまな臓器由来の癌に幅広く出現するため、その診断補助および術後?治療後の経過観察の指標として有用性が認められています。
食道がん(食道癌)の治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット?デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 患者さんが最終的な治療方法を最終的に決定する時代になりつつあります。
また医療の進歩とともに食道がんの治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞ことが必要な時代になってきました。
食道がん(食道癌)の治療法は「外科療法(手術)」が中心となります。他に「化学療法抗がん剤放射線療法」があります。 外科療法にはさまざまなものがあり、がんの進み具合(病期)やがんの部位、患者さんの年齢、合併症の有無などから判断されます。
リンパ節転移の可能性がないと考えられる早期食道がん(0期)は手術をせずに内視鏡的による切除が可能です。ただしがんが粘膜内に留まっていても大きく拡がっている場合には内視鏡的治療が難しいときもあります。
内視鏡的粘膜切除術後は、切除した癌組織を顕微鏡で詳しく調べ、がんが粘膜固有層までに留まっていればリンパ節転移の可能性がほとんどないためここで治療は終了します。
しかし、粘膜下層までがんが浸潤している場合にはリンパ節に転移している可能性があるため放射線療法(+抗がん剤)が行われる事になります。
食道がんの標準的な治療で、がんを含めて食道を手術で切除します。適応となるのはI期~Iまでの食道がんで、IV期の場合には外科手術は行われません。
また、高齢で体力的に手術に耐えられないと判断された場合や、心臓や肺などに合併症があり手術が困難な場合にも適応とならない場合があります。
食道がん(食道癌)の場合、がんの発生部位により手術の方法が異なってきます。
また手術の結果起こる合併症が少なからずあります。肺炎は20%程度、縫合不全20%程度、胃?肝臓?心臓などの障害が5%以下で、さらに死亡に繋がる確率は全体で2%程度あります。手術前から合併症がある場合にリスクが高くなりますので、手術前には医師と手術をやる理由、手術の術式や予想される時間、リスクなどについて確認する必要があります。
頸部食道がんの外科手術
食道がんが、頸部に留まっていて周囲への拡がりが無い場合には頸部食道のみを切除すると同時に頸部リンパ節の切除(リンパ節郭清)も行います。小腸の一部を移植して食道を再建します。
がんが喉頭(のど)の近くまで拡がっている場合には頸部食道とともに喉頭も切除し、小腸の一部を移植します。喉頭を切除してしまうため声帯が失われ声が出せなくなります。その場合には代用音声を用いることになります。また呼吸機能も失われるため気管の入り口を首(頸部)の皮膚につなげて気管孔をあけることになります。
胸部の食道にまでがんが拡がっている場合には胸部食道も切除する必要がでてきます。この場合、胃を食道の代わりとして用いる再建術が行われます。
胸部食道がんの場合には、胸を大きく開いて胸部の食道全てを切除すると同時に胸部リンパ節郭清を行います。
ほかに頸部と腹部を切開して食道を引き抜く方法もありますが、食道周囲のリンパ節郭清ができないというデメリットがあります。
最近では胸腔鏡を使って開胸せずに胸の中のリンパ節を切除する方法も試みられています。胸部食道がんでは、腹部や頸部のリンパ節にも転移をおこすことが多いので、腹部や頸部のリンパ節も郭清します。
食道を切除した後、胃を管状に成形して持ち上げ残った頸部食道とつなぎあわせます。
腹部食道がんの場合には、左側を開胸して腹部食道と食道とつながる胃の噴門部という部分を切除して、残った食道と胃をつなぎ合わせる手術が行われます。
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。食道がんの場合、放射線療法を単独で行うことは一般的ではありません。通常は抗がん剤と併せて行う放射線化学療法が行われます。しかし、抗がん剤の副作用が強く出てしまう、高齢者、合併症
があるなどの理由で抗がん剤が使えない場合には単独で放射線療法が行われることがあります。
また、骨への転移のための痛み、脳転移の神経症状、呼吸の苦しさなどの症状を緩和する目的で放射線療法が行われることがあります。
正常な細胞に放射線が照射されると正常な細胞がダメージを受け副作用が出ることがあります。副作用には治療中又は治療直後にでるものと、半年~数年後にでてくるものとがありま
す。
放射線の照射量には決まりがあり、無理をして大量の放射線照射を行うと強い副作用が出る
可能性が高いため注意が必要です。
遠隔転移などのために外科療法で切除しきれない場合や、手術後にがんが再発した場合、放
射線が照射できない場合には化学療法(抗がん剤)による治療を行います。
使用される抗がん剤としてはが一般的です。
手術ができない患者さんだけでなくの患者さんにも適応できる治療法として最近注目されつつある治療法です。
この治療法は放射線療法と化学療法を同時に進めていく方法で、この療法により手術をしなくても治る患者さんが増えてきているという報告もあります。
食道がん(食道癌)が発症する人は50歳代ころから急速に増え始め60歳代がピークとなります。 また、男女比では10対1と圧倒的に男性の患者さんが多くなります。 「タバコ、お熱い食べ物を良く食べる」 これらは食道がんの発生のリスクを高める危険因子であり、 男性に当てはまる場合が多いためであると考えられています。
は生活習慣とがんの発生について書いたがんは予防できる
食道は、のど(咽頭)と胃の間をつなぐ部分で、口から食べた食物を胃に送る働きをしています。身体の中心を通っていて上部は気管と背骨の間、下部は心臓と大動脈、肺に周囲を囲まれています。食道には胃や腸のように消化機能はなく、単なる食べ物の通り道に過ぎません。
食道の内壁は粘膜で覆われていて、食べ物が通りやすいように粘液を分泌しています。食道がん(食道癌)のほとんど95%程度はこの粘膜表面にある扁平上皮細胞から発生する扁平上皮がんになります。食道がん(食道癌)には他に腺上皮から発生する腺がんもあります。
食道がんのうち腺がんは、胃液が食道方向へ逆流することで起こる逆流食道炎が大きな原因になっていると考えられています。日本人には圧倒的に扁平上皮がんが多いのですが、欧米では腺がんが半数以上を占めており、状況が異なっています。
食道の内壁は粘膜(粘膜上皮層、粘膜固有層、粘膜筋板)、粘膜下層、固有筋層、外膜という6つの層に分かれていて、どこの深さまでがんが進んでいるのかによって食道がんの進行


白血病予防

具合が決まります。
食道がん(食道癌)は内壁の粘膜表面にできて、大きくなってくると筋層に入り込み、さら


白血病予防


に大きくなると食道壁を超えて周囲にある気管や大動脈、肺、心臓などに浸潤していきます。また、食道内壁や周囲にあるリンパ管や血管にがんが転移すると、それらの流れに沿っ


白血病予防

て離れた場所に転移していきます。首のリンパ節や腹部リンパ節、肝臓、肺、骨などに転移することがあります。

白血病予防


食道がん(食道癌)の原因
食道がん(食道癌)の発生原因は、熱いものを良く食べる事が密接に関連しています。


白血病予防

食道粘膜の細胞が常に傷つき、細胞の遺伝子(DNA)ががん化しやすいためで、他に辛いものを好むなど喉に刺激があるものを食べる機会が多い方は遺伝子を傷つける可能性が高

白血病予防


く、食道がん(食道癌)の発生リスクが高まります。
た、食道がん(食道癌)になる方は舌がんや咽頭がん、喉頭がんなど口から喉に掛けてのの


白血病予防

がんになりやすく、またこれらのがんになったことがある方は食道がん(食道癌)にもなりやすいことが分かっています。


白血病予防

食生活や嗜好品などの生活習慣に気をつけていれば食道がんや喉頭がん、咽頭がん、舌がんなどの発生リスクは大幅に低下しますので、予防のために気を配ることが大切です。


2010年7月5日星期一

白血病血液検査

肺がんの検査
確定診断
がんであることの確定診断はがん細胞を確認することです。
喀痰の中のがん細胞を確認する場合(喀痰細胞診)、気管支経由で細胞を採取する器具を病変に挿入する場合(気管支鏡検査)と、体外から針を刺して病変から細胞を採取する方法(経皮的肺穿刺法)の3種類があります。これで診断がつかない時には、手術により診断をつける場合(開胸生検)があります。喀痰細胞診
喀痰細胞診は血痰、継続する咳、痰などの呼吸器症状を訴える患者に対して、必須の検査です。
特に、太い気管支に発生した肺門部早期肺がんでは、胸部?線写真に異常がないことが多く、喀痰細胞診が発見手段となります。喀痰細胞診の陽性率は、回数を重ねるとともに向上するので最低3日間の検査が必要です。
気管支鏡検査:
気管支鏡で病巣を観察しながらブラシなどで目的の部位を擦過する病巣擦過法、あるいは病巣を針で穿刺する経気管支的穿刺吸引細胞診を行います。気管支鏡の可視範囲外の末梢病巣に対しては、X線透視下にブラシや針を誘導?病巣から細胞を採取します。
よく気管支鏡検査は非常に苦しいといわれますが、決してそんなことはありません。喉に局所麻酔剤をよく効かせて検査を行いますので、胃カメラ検査よりも楽に検査ができます。
経皮的肺穿刺法:
経気管支的に検索が困難な末梢病巣には、穿刺針を用いて細胞を採取します。
線透視下に病巣を確認しながら、皮膚を通して目的の部位まで穿刺針を挿入し、腫瘤に到達したら注射器で吸引します。
線透視で確認できない微小病変では、CTガイド下に穿刺をします。経皮針生検の場合は肺を覆っている胸膜に外から穴をあけることになりますので、そこから空気が漏れて、気胸という合併症をおこす可能性が10%ほどあります。
これに対応できるように、基本的には短期の入院が必要な検査です。
開胸生検:
手術により直接腫瘍から組織をとり診断する方法です。近年は胸腔鏡という技術ができて、負担の少ない手術で診断がつくようになりました。
病期(ステージ)診断
がんは発生した部位で大きくなるのみではなく、リンパ節やいろいろな臓器に転移をおこす可能性があります。その程度によって適切な治療方法が異なります。すなわち肺がんの進行の程度を示す病期を決める検査です。これらを調べるために胸部のみならず、いろいろな臓器のCT、MR、超音波、アイソトープの検査などが目的に応じて行われます。詳しくは「Ch病期(ステージ)」を参照して下さい。
耐術能検査
肺は生命の維持に必須の臓器であり、切除の限界は、肺機能の正常な人で左右の肺のどちらか一方を全部切除するところまでです。肺や胸膜の病気により肺活量が減少したり、肺気腫などの肺の疾患で肺から血液に酸素を取り入れる効率の低下したりしている時には、片方の肺全部を切除すると残りの肺では生きてゆくことが困難な場合もあります。
そこで、がんを治すために必要十分な切除の範囲を決定し、予定手術の術後にどれだけの肺機能になるかを正確に予測すること、また予定以上に進行していた場合には、どこまで手術を拡大できるかを把握しておくことは非常に重要なのです。
このために、通常の肺機能検査のほかに、肺血流シンチや肺換気シンチなどが行なわれます。
病期(ステージ)
がんの拡がりぐあいで治療方法が変わります。
肺がんが診断されると、がんが肺から他の臓器に拡がっているかどうか、病期診断の検査が必要になります。通常行われる検査は、脳MRI、胸部CT、腹部のCTあるいは超音波検査、骨シンチグラフィーなどです。
病期分類
がん細胞の拡がり具合で病気の進行を1~4期の病期に分類します。
1~3期は、さらにその病期の中で軽いものをA、重いものをBともう一段階細分化します。
がんが肺の中にとどまっており、リンパ節や他の臓器に転移を認めない段階。
原発巣のがんは肺内にとどまっており、同側の肺門リンパ節には転移を認めるが、他の臓器には転移を認めない段階。
原発巣のがんが肺を越えて隣接臓器に浸潤しているか、縦隔リンパ節に転移を認めるが、他の臓器には転移を認めない段階。両方あっても?期です。
原発巣の他に、肺、脳、肝臓、骨、副腎などの臓器に転移(遠隔転移)がある場合。
小細胞肺がんでの進行度分類
小細胞がんでは手術の適応の時期を逸した進行がんで発見される症例が多いことから、限局型、進展型に大別する進行度分類も使われています。
限局型がんが1側の肺と近くのリンパ節に存在する場合。
進展型がんが肺の外に拡がり、遠隔転移のある場合。
手術を考慮している時には、1)の病期分類を使います。
肺がんの治療
治療法は原則的には病期により決定されます。
それに、がんの部位、組織型、年齢、既往歴、合併症、臓器の機能や一般的な健康状態に基づいて、慎重に治療の方法を選択します。肺がんの治療法には、外科療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法、免疫療法、痛みや他の苦痛に対する症状緩和を目的とした治療(緩和治療)などがあります。
外科療法
手術方法の原則は、肺野末梢部肺がんには腫瘍を含めた肺葉切除(右は上、中、下の3葉に、左は上、下の2葉に分かれており、その葉の単位で切除すること)とリンパ節郭清(リンパ節を一つ一つつまみとるのではなく、まわりの脂肪と一緒にまとめて切除すること)、肺門部肺がんには、気管支形成術(切り取った気管支の残りをつなぎ合わせる手術)を伴った肺葉切除とリンパ節郭清です。病巣の進行が軽ければ肺の部分切除で済むこともあり、進行していると1側肺の全摘にることもあり、隣接臓器を合併切除する場合もあります。非小細胞がんの場合、通常、I期から3A期が手術の対象となります。肺は切り取っても生えてくる臓器ではありませんので、残る予定の肺機能が悪いと手術ができないこともあります。術後の5年生存率は、術後病期で見てI期:80%、2期:60%、3期:40%、IV期:10%未満です。
小細胞がんでは抗がん剤の効果が大きいので、手術を行う場合でも、手術前あるいは手術後に抗がん剤による治療を行うのが原則です。
放射線療法 X線や他の高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺すものです。
非小細胞がんの場合手術できないI期、2期、胸水を認めない3期が対象です。小細胞がんの場合には限局型が対象となります。
肺がんの場合、通常、体外から肺やリンパ節に放射線を照射します。一般的には1日1回週5回照射し、5週間から6週間の治療期間が必要です。最近では、1日2回週10回照射する多分割照射も試みられています。症例によっては、副作用を軽減できて、十分な量の放射線照射の出来る3次元照射が出来る場合もあります。
化学療法
外科療法?放射線療法が局所治療であるのに対し、抗がん剤による化学療法は全身治療です。
小細胞がんには抗がん剤の効果が著しいことから、化学療法は小細胞がんに対するもっとも一般的な治療です。非小細胞がんに対する化学療法の対象は、原則的には手術適応がない3期とIV期の症例です。抗がん剤は通常、2種類以上を使用します。治療期間は、通常3~4週を1コースとして複数回繰り返します。毎週抗がん剤を投与する治療も行われています。
一方、非小細胞がんでは小細胞がんに比べ抗がん剤の効果が低く、抗がん剤のみでがんが治癒することは稀です。
抗がん剤による治療は化学単独で行うこともありますが、最近は、手術や放射線治療に化学療法を組み合わせる治療も積極的に行なわれるようになって来ました。このようにいろいろな治療法を組み合わせて行う治療を集学的治療と呼びますが、進行した肺がんの多くには集学的治療が必要です。
内視鏡治療(レーザー治療)
気管支鏡の可視範囲内の早期がんにはレーザー光線を照射して治療できるものがあります。
肺門型肺がんはヘビースモーカーのがんですので、高齢者や肺機能の悪い人が多く、また多発することも多く、手術ができない場合があり、レーザーを用いた「光線力学的療法」が開発されました。
光線力学的療法」とは、がん組織に取り込まれやすく光に反応しやすい化学薬品を投与後、レーザー光線を照射し、肺門部の早期肺がんを選択的に治療する方法です。
腫瘍に集まりやすい光感受性物質(ヘマトポルフィリン誘導体)を静脈注射してから腫瘍にレーザー光を照射することにより、腫瘍細胞が選択的に破壊するという治療です。レーザー照射後は、壊死組織の器質化による気道の閉塞を防止するため、翌日より2~3日は連日、その後1カ月間は1週間に1回、気管支鏡による壊死物質の除去が必要です。
免疫療法
免疫は外敵(細菌やウイルス等)の排除に活躍していますが、体の中にできるがんに対しても作用します。
この体に備わった免疫力を強化してがんを克服しようとするのが免疫療法です。体の免疫機能を高めるとか、がん細胞を特異的に殺す免疫担当細胞を点滴するなどの種々の免疫療法が試みられています。しかし、いずれも実験段階であり、現状では肺がんに有効な免疫療法はありません。
副作用と対策
がんに対する積極的な治療で苦痛や副作用を伴わない治療はありません。肺がんも同様です。
しかし、それをなるべく少なく、安全にという努力は日夜なされています。治療法ごとの副作用や苦痛、危険性などを列挙します。
外科療法
手術に際しての一番の苦痛は、術後の痛みです。しかし今は疼痛対策が非常に進歩していますので、かつてのような激しい痛みはほとんど感じることはなくなりました。硬膜外麻酔という仕掛けを手術直前に麻酔医が背中から行います。その他の鎮痛剤も非常に良いものが出来ています。
手術にはリスクがつきもので、100%安全な手術はありません。しかし、この手術も非常に安全になってきました。現在の一般的な手術関連死亡率は1~2%です。
手術中の事故はまずないのですが、怖いのは術後の合併症(余病)が生命の危険を伴うことがあることです。この中で最も怖いのは肺炎で、喫煙者は明らかに多くなります。手術を受けるなら、禁煙は絶対にしなければ命にかかわると思って下さい。
退院後は、息ぎれや、術後6ヶ月程度は傷の痛みを伴うことがあります。息ぎれがひどくライフスタイルの変更が必要になる場合がありますが、術前に予測不能でこのようになることはほとんどありません。
放射線療法
主な副作用は、放射線による食道炎、皮膚炎、肺臓炎です。
食道炎、皮膚炎は放射線治療の中ごろから終わりごろに出てきます。食道炎は食事をするとしみたり、痛みを感じたりします。皮膚炎は皮膚に痒みや軽い痛みが出ます。肺臓炎は放射線終了後に二カ月位の間に出ることがあります。
初期症状は咳、微熱、息ぎれです。強い反応が出た場合は、ステロイドホルモンを投与して治療する必要があります。強い肺臓炎にはならなくても、放射線のかかった範囲の肺は放射線肺線維症という状態になり、肺としての機能はなくなります。
化学療法
主な副作用は、骨髄毒性(貧血、白血球減少による感染、血小板減少による出血傾向など)、吐き気?嘔吐、食欲不振、下痢、末梢神経障害(手足のしびれ)、肝機能障害、腎障害、脱毛、疲労感などです。
用いる抗がん剤の種類や個人差もあります。その他予期せぬ副作用も認められることがあります。強い白血球減少に対しては感染を防ぐため、白血球増殖因子(G-CSF)を用います。吐き気に対しても良い薬剤が開発されずいぶん楽になりました。
内視鏡治療(レーザー治療) 副作用として重篤なものはありません。
しかし、ヘマトポルフィリンは正常組織にも1~2カ月はわずかに残りますので、直射日光との反応で光過敏性皮膚炎を起こします。その防止のため、約4週間直射光より遮断する必要があります。
治療成績非小細胞がん
病期と全身状態により異なります。外科療法の場合、術後の5年生存率は、1期:80%、2期:60%、3期:40%、4期:10%未満です。
放射線療法の場合には、手術が出来ない身体的な条件があることが多く、これよりかなり悪くなります。手術の出来ない3期とIV期では長期生存する方は稀です。化学療法でも、それが有効な方は生存期間が延長します。
小細胞がん
やはり進行度により異なります。
限局型の場合、3年間無再発は20%前後ですが、進展型の場合、3年間再発しないことは少ないと言わざるを得ません。
肺がんの予防
一次予防と二次予防
がんの予防には一次予防と二次予防があります。
一次予防とはがんにならないように工夫することをいい、二次予防とは検診によって早期発見、早期治療をして、がんで命を落さないようにすることをいいます。
一次予防なんといっても禁煙です。
タバコが存在しなければ、理論的には男で70%、女で26%(男女合計で58%)の肺がんがが減少すると考えられています。
一方、喫煙者が禁煙した後の肺がん発生のリスクは、喫煙を継続している人のリスクを1とすると、禁煙後5年以内では0.9倍、5年以上経過して半分に、20年を経過して約3分の1になります。
このように、禁煙の効果はすぐにでるものではありません。一方、喫煙の年数が長いほど肺がん発生のリスクは高いので、一次予防の面からはなるべく早く禁煙をして下さい。
肺がんの他にもタバコによって罹りやすくなるがんは多く、非喫煙者に比し、毎日喫煙する人では30倍以上も喉頭がんになりやすくなります。食道がんで2倍です。しかし、5年の禁煙
で食道がんは50%減らすことができ、膀胱がんでは2年の禁煙で50%減少の効果が出ます。今からでも遅くありません。禁煙に心がけましょう。

白血病血液検査

二次予防
二次予防としての検診を受けていただきたいものです。

白血病血液検査


一般外来で発見された肺がんと、検診で発見された肺がんを比較するすと、検診で見つかった人は手術を受けられる率が高く、またその病期も治癒率の高い1期の割合が高くなっていま


白血病血液検査

す。
肺がん検診は、胸部レントゲン撮影と喀痰細胞診により行います。


白血病血液検査

肺門型肺がんは喫煙との関係が強く、早期にはレントゲン写真無所見が多いのですが、喀痰細胞診で発見することができます。特に50歳以上のヘビースモーカーは、肺門部肺がんに罹

白血病血液検査


る率が高いので定期的に喀痰細胞診を行う必要があります。
肺野型肺がんは早期には無症状でレントゲン写真でしか発見されません。40歳以上では少な

白血病血液検査


くとも年1回は検査が望ましいのです。この利点はX線の被曝線量がごく少なく、時間も短時間で、費用も安いことです。欠点として、がんが1cm以下ではなかなか見つからないこと、肺


白血病血液検査

の全体が写るわけではなく死角があることです。
最近では死角のないヘリカルCTが検診にも応用されれるようになり、普通のレントゲン写真


白血病血液検査

では見つけにくい部位のものや、治る確立のより高い、より小さな肺がんも発見されるようになっています。欠点は被曝線量が多くなること、人手がかかり費用も高いことです。


2010年7月4日星期日

白血病初期症状

1)外科療法
卵巣がんは手術によって診断が確実にできます。また、がん細胞のタイプや拡がりの程度がわかり、その後の治療方針が決まります。卵巣がんの手術は転移の状態、年齢などによって異なりますが、次のような方法のうちから普通(1)と(2)が行われ、さらに(3)と(4)が行われることがあります。
(1)卵巣の切除
片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。
(2)大網(たいもう)切除
大網とは胃から垂れ下がって、大小腸をおおっている大きな網のような脂肪組織です。大網は卵巣がんの転移が最もよくおこる組織であり、切除しても実害はありません。
(3)後腹膜リンパ節郭清(かくせい)
後腹膜リンパ節は卵巣がんの転移がおこりやすい部位のひとつです。転移が疑われるリンパ節を採取して検査することをサンプリングといい、リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することをリンパ節郭清といいます。
(4)腸管などの合併切除
腹腔内の転移をできるだけ切除するために、大腸、小腸、脾臓などをがんと一緒に切除することもあります。
2)放射線療法
高エネルギーX線を身体の外から照射する外照射と、放射性リン(32P)の溶液を腹腔内に注入して内部から腹膜の表面を照射する方法があります。卵巣がんでは手術後の残存腫瘍に対して、以前はよく放射線療法が行われましたが、最近では化学療法のほうが主に行われています。しかし、脳に転移した腫瘍に対しては放射線治療が行われます。
3)化学療法(参照:がんの薬物療法)
抗がん剤を使う治療を化学療法といいます。抗がん剤は手術でとりきれなかったがんに対する治療として使われます。卵巣がんは、成人のがんの中では抗がん剤が比較的よく効くがんのひとつです。抗がん剤は内服、あるいは静脈注射で投与されます。また、直接腹腔内に注入されることもあります。いずれの場合でも、抗がん剤は血液中に入り全身に広がって作用します。抗がん剤はがん細胞に強い障害を与えますが、正常の細胞にも影響を与え、副作用をおこします。抗がん剤を繰り返し使うことによって、がん細胞が完全に消滅することもありますから、効果がある限り、ある程度副作用がおこるまで使用します。卵巣がんによく使われる抗がん剤の副作用として、血液中の白血球と血小板の減少、貧血、吐き気や嘔吐、食欲の低下、脱毛、手足のしびれなどがおこります。


治療は病期、年齢、がんの組織型、がん以外の病気の有無などによって異なります。病状に応じて現在、最も有効と認められている治療は標準的治療と呼ばれています。難治性のがんでは、標準的治療は満足できる結果を多くの場合もたらすことができません。そのためさまざまな新しい治療法が研究され、試みられています。

新しい治療法はよりよい治療を目指して行われますが、必ずしも標準的治療よりもよい結果をもたらすとは限りません。新しい治療法の試みは、担当医だけで行うのではなく、多くの専門家の管理のもとで「臨床試験」として行われます。新しい治療と標準的治療を比較する臨床試験を比較試験といいます。比較試験の結果、新しい治療が優れていることがわかれば、新しい治療を標準的治療とします。

これから卵巣がんの治療を受ける場合は、「現在の標準的治療」を受けるか、「臨床試験中の新しい治療」を受けるかどちらかを選ぶことになります。

7.病期(ステージ)別治療
I期
手術によってがんのある卵巣を切除します。片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と、両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。

手術後、摘出物の顕微鏡的検査の結果、卵巣以外にがんが転移していないことがわかって、はじめてI期であることが確定します。

このような手術によって、I期であることが確定した場合、手術後、化学療法を行って再発を予防する試みは臨床試験として行われています。
II期
手術は両側の卵巣、卵管、子宮を転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には直腸を含めて切除することもあります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると、顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。

手術後、大網とリンパ節の顕微鏡的検査の結果、転移していないことがわかれば、はじめてII期であることが確定します。

このような手術によってII期であることが確定した場合、手術後、化学療法を予防的に行って治癒率を改善しようとする試みは臨床試験として行われます。
III、IV期
III、IV期のがんは進行がんとして同じように治療が行われます。III、IV期のがんは転移が広範囲にあるため、手術によって完全に切除することはできません。しかし、一部のがんが残ってもできるだけ多くのがんをとり除いたほうが症状を改善できるため、全身状態が耐えられれば、できるだけ多くのがんを切除します。病状によっては手術で大部分のがんがとれる場合もありますが、開腹したけれどほとんど何もとれずに終わる場合もあります。手術前の検査によって、開腹しても切除は難しいと予測される場合は、まず化学療法を行ってがんを縮小させてから手術する方法もあります。

手術は両側の卵巣、卵管、子宮を、転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には、直腸を含めて切除することもあります。大網、後腹膜リンパ節、脾臓、大腸、小腸の一部を転移したがんと一緒に切除することもあります。

手術後、残された腫瘍に対する治療として化学療法が行われます。化学療法の際は、標準的治療法で行うか、新しい治療法を臨床試験として行うかを選ぶことができます。

初回手術で切除できずに残ったがんが化学療法によって縮小し、切除可能となった場合には再手術が行われることもあります。
再発
再発は治療により一度消失したかにみえたがんが再び増殖して見つかるようになった状態です。再発に対して以下の治療法のひとつが行われます。
(1)手術
再発が一部に限局している場合は、その部分を切除するだけで、再びがんのない状態が長く続くことがあります。再発が広範囲でがんを切除することができない場合でも、症状を和らげるための手術(例えば、胃瘻造設のための手術)を行うこともあります。
(2)化学療法の臨床試験
最初の抗がん剤が非常に有効であった場合は、再発に対しても同じ抗がん剤が効きますが、再発に対する化学療法は症状緩和のひとつとして行われます。最初用いた抗がん剤が効果がなかった場合は新薬を用いることが多くなります。新薬を用いる場合は臨床試験として行われます。腹水を抑えるために、腹水をとった後、腹腔内に抗がん剤を注入することもあります。
(3)放射線療法
脳転移した腫瘍に対しては化学療法でなく放射線の照射が有効です。
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生する腫瘍(いわゆる“がん”)です。リンパ系組織とは、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織?臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんを大きくまとめて呼ぶ名前で、その中に含まれる個々の疾患の臨床経過や治療反応性、あるいは予後は大きく異なります。ですから、自分にとって最適な治療を選択するためには、?悪性リンパ腫の中のどのような病型(タイプ)ですか??と、まずは医師に質問することが重要です。
I期
I期の治療法は以下になります:
middot;臨床経過観察。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;外照射。
middot;組織内照射。
middot;高密度焦点式超音波治療の臨床試験。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
II期
II期の治療法は以下になります:
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;ホルモン療法併用または非併用する外照射。
middot;組織内照射。
middot;ホルモン療法併用または非併用する放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;ホルモン療法後に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
III期
III期の治療法は以下になります:
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;ホルモン療法。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法、あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
IV期
IV期の治療法は以下になります:
middot;ホルモン療法。
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;臨床経過観察。
middot;睾丸摘除術と併用した放射線前立腺摘除術の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

白血病初期症状


再発前立腺がんの治療法
再発前立腺がんの治療法は以下になります:
middot;放射線療法。

白血病初期症状


middot;放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
middot;ホルモン療法。
middot;骨の痛みを和らげる緩和的療法としての疼痛治療、外照射、ストロンチウム89

白血病初期症状


などの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。

白血病初期症状

このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

白血病初期症状


前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。


白血病初期症状

 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が


白血病初期症状

んに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7

白血病初期症状

8%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。


2010年7月1日星期四

白血病死亡率

あります。 医療費控除 高額の税金を支払っている患者の場合、確定申告などをすると医療費を控除でき、税金の払い戻しを受けることができます。医療費そのものだけでなく、通院費、入院時の差額ベッド代や食費、松葉杖などの補助器具の購入費も控除対象となるので、ガンの診療に関係する領収書はすべて保管しておくことが大切です。 家族のQOL(生活の質)を高めるためのヒントヒント1???ひとりでがんばらない家族の中の誰かがガンになると、他の家族は互いを気づかって、自分の率直な気持ちをあまり口に出そうとしなくなります。そして、自分ひとりで何とかしようと思うようになります。家族に心配をかけたくないという理由で、実家の両親や友人などに実情を伝えないという人も少なくないようです。それぞれ事情があることは分かりますが、ガン患者となった家族と力を合わせて闘病し、ガンと上手につき合い、乗り越えていくには、自分だけでがんばってはいけません。家族内でもときには甘え合って下さい。互いに自分の気持ちを率直に話し、抱き合って泣くことで気持ちが楽になることもあります。困難に直面したときには、周囲の人々の助けを借りる事を自分に許すこともときには大切です。 ヒント2???自分の体験や気持ちを誰かに話す個人差はあるものの、医師にガンと診断されると、頭の中が真っ白になってショック状態におちいったり、自分がガンのはずはないと医師の言葉を受け入れようとしなかったり、診断結果に怒りを感じたり、というようにさまざまな感情が襲ってきます。このような心理的体験は、程度の差はあるものの、患者だけではなく家族にも起こります。家族もまた、病名がわかったときにショック状態におちいり、混乱し、なぜ自分の家族がこんな目にあわなくてはならないのかと怒り嘆きます。ときには罪悪感を抱いたり、家族がガンになったのは自分に原因があると思ってしまうのです。困難な事態に遭遇したときにこのような気持ちがわいてくることは避けられず、怒りや罪悪感を抱くのも心の自然な反応と考えられています。たしかに、混乱する自分の気持ちをコントロールし、冷静に物事に対応しなければガンを乗り越えられないことも事実です。しかし、感情を抑制しようとばかりしていると、いずれどこかで心と体が悲鳴をあげ、それによって家族自身の健康が損なわれることになります。そこでこのようなときには早めに、自分がいま経験していることや気持ちを誰かに聞いてもらいましょう。誰かに自分の心の内を話していると、自分の中にある怒りや罪悪感に自ら気づくことがあります。感情を抑制しすぎることなく外に表現していくことが、まずはとても大切なのです。最近では、語るという行為が心の問題の治療に有効である事が、医療や看護、心理療法の現場で認められています。その効果は、自分で実行して実感してください。きっと良い結果が出ると信じています。 ガンは他の病気とどこが違うのか?ガンは、他のどの病気とも異なっています。それは、全身が侵されるとか治療が困難だとか、あるいは死亡率が高いなどの理由によるのではありません。ガンと他の病気とはその性質が違うのです。たとえば、いまだに有効な治療法のないアルツハイマー病は、大脳が萎縮する病気であり、次第に臓器や組織が破壊されていくものです。一方、インフルエンザやエイズ、結核などのように全身が侵される病気もありますが、これらは外から体内に侵入するウイルスや細菌が引き起こす感染症です。ガンはこれらの病気のいずれでもありません。つまり、内臓や組織の病気でも感染症でもなく私たちの体が引き起こす「病的なプロセス」なのです。ガン細胞は、もともと患者の体をつくっている細胞の一つが変化して生み出されたものです。それはひとたび生まれると患者の体の一部として生きる事をやめ、逆に患者の体を利用して自分と同じガン細胞を際限なく増やしながら生き延び、最後には患者を殺して自分も死んでしまいます。このように他からの支配をいっさい受けずに自律的に生きようとするガン(ガン細胞の集団)は、「悪性腫瘍」とか「悪性新生物」とも呼ばれます。ガン細胞のもとになった細胞の種類によっては「肉腫」と呼ばれることもあり、また血液をつくっている細胞がガン細胞に変われば「白血病」と呼ばれます。これらはすべて、ガン細胞が際限なく増殖することによって、放置しておけば最終的に患者に死をもたらすという共通の性質をもっています。腫瘍というのは、私たちの体をつくっている細胞の一部がかってに分裂?増殖して、イボやコブのようなかたまり状になったものです。腫瘍ができても、それが非常にゆっくり成長したり、ある大きさで成長を止めるなら、途中で発見して取り除けば患者の生命に別状はありません。そこでこのような腫瘍を「良性腫瘍」と呼びます。これに対してガンが悪性腫瘍と呼ばれるのは、この腫瘍がすばやく成長し、決して成長を止めずにまわりの組織に広がったり、遠くの臓器に転移して、そこでもふたたび成長するという非常に攻撃的な性質をもっているからです。 治療の目的はガン細胞の増殖を止めることガン細胞は、1個が2個に、2個が4個に、4個が8個にと分裂を繰り返して増えていくにつれていっそう悪質になっていきます。 ここで悪質というのは、すばやく増殖するとか離れた臓器に転移する性質をいい、専門家は「ガン細胞が悪性化する」といいます。
もしこれらのガン細胞を殺そうとして何度も抗ガン剤を使うと、その抗ガン剤に対して抵抗力をもつガン細胞が生まれ、こんどはそれらが増殖を始めます。 また放射線治療を繰り返せば、放射線に強いガン細胞が生まれます。このような現象が起こるのは、ガン細胞の増殖速度が非常に速く、またガン細胞の遺伝子が変異しやすい性質をもっているためです。この性質のために、ガンの中から、治療に抵抗する性質(耐性)をもつ細胞が現れるのだと見られています こうしてガンが急成長するにつれ、患者の体内ではいろいろな臓器や組織が正常な働きを妨害され、それがガンの症状として現れてきます。 ガン細胞は、自分が生き延びてその数を増やす(増殖)ために、正常な細胞よりも大量の栄養や酸素を必要としますが、これらを患者の体から奪い取れるかぎりは成長を止めません。 そればかりか、栄養や酸素が足りないときには、近くの血管から自分の内部に新しい毛細血管を引き込み、そこから栄養と酸素を吸い取るという高等技術まで用いることができます。こうなると患者は全身が衰弱していき、死はまぬがれません。 こうして見ると、ガンの治療法が他の病気の治療と大きく異なる理由がわかります。減少しています。しかし、白血球の数が著しく下がって感染症にかかりやすくなっている患者は、人との接触を避けなくてはならないため、退院が許されません。また血小板の数が減っている患者は内出血を起こしやすく、体内で大出血したときには緊急の治療が必要になるため、第二章ガンと診断されたとき医師にまず何を聞けばいいのですか?最近では日本でも、ガンの治療についてのインフォームド?コンセントが常識となっています。つまり、治療を始める前に、医師側が患者側に対して治療の内容をよく説明し、患者側が納得したうえではじめて治療を開始するという考え方です。もし医師側がインフォームド?コンセントを積極的に行わないと、後でトラブルが生じるおそれがあります。医師とインフォームド?コンセントのための話し合いを行う際に、患者と家族は少なくとも次の6項目について確認し、理解しておく必要があります。① ガンの種類は何か。どんな性質や特徴をもつか?ガンの種類によって進行のしかたや速さ、治療法や生存率が大きく異なります。② ガンはどのくらい進行しているか(病期は何か)。リンパ節や他の臓器への転移は起こっているか?ガンの種類によって異なりますが、一般にリンパ節にガンが転移していると治療後に再発する確率が高くなります。また、他の臓器に転移していると治癒は困難といえます。③ ガンの悪性度は高いか?  悪性度が高いガンに対しては一般に積極的な治療を試みます。しかし、治療にほとんど反応しない例もあり、ガンの種類や病期によってははじめから緩和ケアを勧められることもあります。④ 最適な治療法は何か?  治療効果が他の治療法より高い、あるいは治療効果は同等で副作用はより小さいことが大規模な臨床試験で確かめられた治療法を「標準治療」といいます。標準治療はその時点ではもっとも適切な治療の選択肢といえます。しかし、標準治療が確立されているガンはそれほど多くはありません。標準治療を行わない場合、治療にはほかにどんな選択肢があるかをたずねることが重要です。⑤ 治療によって完治するか、またはどのくらい延命できるか(治療しない場合はどうなるか)?⑥治療のリスクは何か。副作用や後遺症はあるか。その治療を行った後、再発する確率はどのくらいか?医者にかかるときの10カ条①伝えたいことはメモにして用意します②対話はあいさつから始めます③医師とのよりよい関係づくりはあなたにも責任があります④自覚症状と病歴はあなたが伝えるべき大切な情報です⑤これからの治療や生活の見通しを聞きます⑥その後の変化を医師に伝える努力をします⑦大切なことはメモをとって確認します⑧理解?納得できないときは何度も質問します⑨最新医療にも不確実や限界があることを理解します⑩治療方法を決めるのはあなた自身です 医師や病院とのつき合い方についての疑問治療法の選択は患者が冷静になってからガうがい薬を使ってよくうがいします。ガンの治療時には緊急事態が起こり得るので、連絡先をつねに身につけ、家族や勤務先にも連絡できるようにしておきます。また、薬に関連したトラブルが起こったときの対処法についても、あらかじめ医師に聞いておけば、いざというときにあわてずにすみます。抗ガン剤治療中に起こりやすい問題①薬の服用を忘れた 次回に2倍服用することはせず、主治医に連絡してどうすべきかを聞きます。②点滴中に薬剤がもれ出した/点滴チューブに空気が入っている  薬がもれていたときは点滴を中止して主治医に連絡します。点滴チューブに空気が混入していても、注入に圧力をかけておらず、また小さな泡なら、点滴を続けても問題はありません。③注射や点滴の際に腹や背中などに痛みを感じる  カテーテルが詰まっていることがあるので、治療を受けている病院に行きます。 ④薬を注入するために体に埋め込んだカテーテルやリザーバーの周囲が痛む  リザーバーなどが細菌に感染しているおそれがあるので、治療を受けている病院に行きます。 ⑤これまでの投与時には生じなかった発疹や皮膚が赤くなる、手足が腫れるなどの副作用が現れた 薬アレルギーの可能性があるため、最寄りの病院に連絡して説明し、許可が出たらその病院に行って処置してもらいます。 一般にアレルギーを起こしやすい薬については、はじめは病院で投与後に経過観察を行って、アレルギーを起こさないことを確認しているはずです。 しかしまれに、2回目以降の投与ではじめてアレルギーを起こすこともあります。またどんな薬でも突然アレルギーを起こすことがあります。
手術後 飲む抗がん剤
胃がん生存率 
 進行した胃がんの手術後、TS―1(ティーエスワン)という錠剤の抗がん剤を飲む「術後補助化学療法」を受けた患者は、手術だけの患者に比べて生存率が高い――。そんな結果が、国内の大規模な臨床試験で明らかになった。これを受け、日本胃癌(がん)学会は近く、標準的な治療法として正式に認める予定だ。
術後補助化学療法は、目で見える範囲のがんを手術で取り除いた後、どこかに潜んでいるかもしれない微細ながんを抗がん剤でやっつけ、再発予防を目指す治療法だ。
 胃がんに対するこの治療法が有効かどうかを調べるため、手術単独の場合と比べる臨床試験が、これまで数種類の抗がん剤で行われてきた。しかし、5年後に患者の何%が生存しているかを見る「5年生存率」で明らかな差が出ず、専門医は術後補助化学療法に消極的だった。
しかし、1999年に発売された飲む抗がん剤、他の抗がん剤に比べてがんを縮小させる効果が高く、臨床試験への期待が高まった。
 今回の臨床試験に参加したのは、ステージ2と3の進行胃がんで、がんを手術で取りきれた患者1059人。この人たちを無作為に二つのグループに分け、530人は手術だけ、他の529人は手術後にを1年間服用した(4週間、朝晩飲んだら2週間休む、の繰り返し)。
当初は5年生存率を比べる計画だったが、3年後の段階で、を飲んだグループが生存率が高く、薬の有効性が明らかなため、このまま臨床試験を続けるべきではないとの判断で中止。今年1月、結果が米国の学会で公表された。
 具体的には、手術単独の群の3年生存率がだったのに対し、服用の群は80?5%で、服用群が10ポイント上回っていた。こうした明確な差が出た術後補助化学療法は初めてで、治療の有効性に科学的根拠が得られたことになる。
臨床試験で差が出た10ポイントの意味をもう少し詳しく、がんセンター病院外科医長聞
いた。
 手術で胃を切除した100人の患者がいた場合、70人はーを飲んでも飲まなくても3年
生きる。生存率の差の10ポイントは、ーのおかげで3年生きられる人が10人いるということ。残る20人は、たとえ薬を飲んでも3年未満で亡くなる、という意味らしい。
つまり、患者100人全員にを飲ませた場合、薬の恩恵を受けるのは10人だけ。しかし事前にその10人を特定できないから、100人全員に飲んでもらう、というわけだ。
も他の抗がん剤と同様、吐き気や食欲不振、口内炎、下痢などの副作用がある。臨床試験では重い副作用が現れる頻度は少なかったが、軽くても人によってはつらい場合がある。体力
が衰えている人ならなおさらだ。
 胃がんの専門医は、臨床試験の結果が出て以来、胃がんのステージ2と3で手術を受けた
患者には、を飲むよう勧めているという。の差は、『生存』というかけがえのない恩恵であり、意義は大きい」と。記者がもし患者でも、「薬が有効な10%の群に自分も入るかもし
れない」と考え、やはり飲むだろう。
しかし、だからといって、標準治療を受ける義務が患者にあるわけではない。薬を飲まな
くても生きる70人と、飲んでも亡くなる20人は、結果から言えば、副作用に耐えるだけ損だったことになる。
除いた自己負担額は実質的に7万円ほどです。これに対して、ガンがある程度進行していると胃を摘出することになります。手術費は約60万円ですが、平均1ヶ月以上の入院が必要になるため、入院費は100万~200万円かかります。自己負担額も差額ベッド代や食費を除いて40万~70万円になります。つまり同じ胃ガンといっても早期ガンと進行ガンでは、入院費に5~10万円もの違いが生じることになります。 化学療法と放射線治療の費用ガンの治療では、早期でなければ、多くの患者が手術だけでなく、化学療法や放射線治療をも受けることになります。たとえばさきほどの胃ガンの例では、通院で化学療法を受けることになれば、月々抗ガン剤の費用がかかります。胃ガンの薬剤だと1ヶ月に約7万~8万円の費用(自己負担額2万~2万5千円)がかかることになります。また大腸ガンの抗ガン剤はもっとも高価な部類に入りますが、薬剤費は薬の種類によっては1ヶ月に40万円(自己負担額10万~12万円)ほどかかります。放射線治療の費用は照射方法にもよるものの、一般的な体外照射では1回1万円で、25回受ければ計25万円となります。以上は、保険内診療には自己負担額は前記の金額の3割となり、高額療養費の支給も受けられます。ただし、治療の中にひとつでも保険外診療が含まれると、全額が自己負担になることもあります。その治療費はときには1000万円以上にも達します。 公的保険制度や民間保険を活用すれば、ガンの医療費負担はある程度軽減されます。とはいえ、家族のひとりがガンになると、治療費だけではなく、交通費(患者だけでなく家族も)、宿泊費、入院準備費用、手術後の補助器具費など、さまざまな費用がかさみます。患者や家族が休職すれば、収入も減少します。ガンとの闘いは、患者と家族の経済的な戦いともなるのです。 ガンの医療費を補助する制度はありますか知っておきたいガン医療費の補助制度家族がガンになったとき、その病状と今後の見込みだけでなく、医療費も気にかかります。とりわけ家族の生計の担い手がガンになると、医療費は家族全員にとってきわめて深刻な問題になります。 日本には医療費を補助するいくつかの制度があります。 医療保険制度 日本では、国民はすべて医療保険に加入することになっています。たとえば国民健康保険や職場の健康保険、共済組合、船員保険などです。保険の対象となる医療にかかった費用は、保険の種類によって一定の比率(国民健康保険で3割)を患者が自己負担し、残りは保険組合などから支払われます。 ガンの治療にはガンの種類や病状に応じた治療法や診断法があり、治療効果や安全性が確認され治療法として確立している診断や薬に対しては、保険が適応されます。 高額療養費制度(高額医療費制度) ガンの診療では、たとえ医療費の自己負担分が3割としても、1ヶ月の自己負担分が数十万となることも少なくありません。 そこで患者の負担を軽くするため、高額な医療費を補助する制度(高額療養費制度)があります。 これは、1人の患者が1ヶ月間に医療機関に支払った金額が一定の限度金額を超えたとき、その超過分を健康保険から支給するというものです。限度額は所得や年齢によって異なります。 70歳未満で平均的な収入のある人の場合、単純に言うと約7万円の医療費は自分で支払い、それ以上の金額はこの制度から支給されます。 また、1年間に4回以上の高額療養費が支給されたときには、患者の1ヶ月の負担額はさらに軽減されます。 高額医療費を受け取るには、まず申請が必要です。 申請の窓口は、国民健康保険の場合は役所の国民健康保険課など、企業の場合は勤務先の保険担当者(総務など)となります。 申請には、保険証のほか、医療費の領収書や明細書、印鑑などが必要です。 高額療養費の手続きがよくわからないときは、医療機関の会計窓口や患者相談窓口に相談してみましょう。医療費の領収書や明細書はほかでも使用することがあるので、申請時に返却してもらえるか確認しておきます。 なお高額療養費は、医療費の支払い日や診療を受けてから2年以上たつと、払い戻しを受けられなくなります。医療費貸付制度 高額医療費は、申請から実際に患者への払い戻しが行われるまでに、ふつう2~4ヶ月かかります。その間、患者の家計が圧迫されるおそれがあります。そこで、自治体や社会保険協会、企業の健康保険組合などでは、支給される高額療養費の70%~100%を、無利子で貸し付ける制度を実施しています。貸付制度を利用するとき、手続きなどについては、医療機関の会計窓口、自治体の医療?福祉の窓口、地域の社会福祉協会、勤務先の保険担当者に相談します。このように日本では、公的医療保険でカバーできる範囲のガン治療に対しては、それなりに経済的支援の体制が整えられています。とはいえ、高額療養費の限度額は患者にとって決して小さいものではありません。患者が家族の生計を担っているときには収入も途絶えることになり、任意の医療保険に薬の治療もかかせないとも言っていましたが、本人は、薬だけの治療だけではなく免疫を上げるためにも健康食品を飲んでみたいとの本人の意思で何かいい健康食品がないかと探してみました。すると「沖縄のフコイダン」という健康食品に出会い薬と一緒に服用してみました。すると、その「沖縄のフコイダン」を薬と一緒に併用したら薬の副作用が出なくなり体調も良くかなり楽になったとも言っています。こんなに効果があるのであればとの事で私が一筆書くことにし

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ました。がんでお困りの方がいましたら一つの情報としてお役に立てればと思っております。 がんの末期がんの末期=死というイメージがありますが、そんなことは絶対にないと

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思っています。なぜなら、がん細胞を持っているだけでは死なないのです。がん細胞の増殖をいかにして「くい止める」か、ということです。がん患者で薬の治療ができなければ代替

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療法とかの治療もあります。実際、私の知り合いで末期のがんになり別にも転移していますが、健康食品(ちなみに沖縄にしかないフコイダンドリンクというものです)を飲んで増殖

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を止め、今、現在でも元気に仕事している人もいます。がんになりもうダメだとあきらめたら負けです。がんに負けないようがんばりましょう。 がんの手術がんが早期で発見されれ

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ば、すぐに手術もできがんを完治する可能性も大きいです。しかし、ほとんどのがんは、初期症状がなく早期発見が難しく発見された時には、すでに手術ができない状態も多いようで

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す。手術をする場合でも、がんが転移している可能性もあり、がんをすべて取り除くことも厳しいようです。ここで一番大切なことは、あなたの執刀医が経験豊富かどうかということ


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です。実際の医者の言葉で手術の経験豊富な医者は、安心できるが、経験を積んでない医者は失敗する可能性が高いとの事。医者も人間ですから円でこれに入院の基本料金、薬剤費、

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検査費等を追加しても総額は20万円前後であり、個室料金(差額ベッド代)や食費などを加入しておくなどの用意がない場合には、大きな負担となることも